日別アーカイブ: 2014年5月10日

GW明けの初出勤

足を骨折した娘が立てるようになったので、保育園が娘を預かってくれるようになった。

まだ十分には歩けないが、ハイハイで自宅を移動していた娘は、立てるだけで十分うれしいらしく、水を得た魚のように急に目が輝きだし、ワガママも減ってきた。この2週間は本人もストレスがあったようで、よく泣いて、わがままも言っていた。一方の私は、自宅待機でラクな生活を送っていそうだったが、その実、辛かった。。。しみじみ思うことは、育児よりも仕事の方がラクだってこと。(ラクじゃない精神状態に追いやられるときもあるけど・・・)
ともかくべべが回復して、いま、私は少し安堵している。

で、今日のお昼は、社内のママ友Aさんとランチした。

Aさんは以前、私が「保育園に長時間預けるのは(子どもが)可哀想」と言ったら、「働くお母さんに可哀想って言葉は禁句よ~」と貫禄ある態度で言ってきた人で、私が一日4時間の勤務という短時間制度を利用しているのに対し、彼女はフルタイム勤務はもちろん、夜の飲みにも積極的という同僚である。

で、そんな彼女となぜランチになったかというと、久しぶりに出社した私(会社を1週間ほど休んだ)を心底心配だというふうにしてくれて、私が小声で「思わず、会社辞めようかと思ったよ・・・」と呟いたら、「そりゃ、そうでしょう、わかるよ!!」と理解してくれたので、うれしくなってお昼を誘ったからである。

・・・Aさんって、何の迷いもなく働いているのかと思ってた

と私が言ったら

「いつも迷っているよ」
と思いがけない返事が返ってきた。

「専業主婦になる道もよかったのかなあって思ったり。保育園での夕食までは私は子どもにさせられない」
と、またまた耳を疑うセリフ。

結局、二人でいろいろ悩むけど大きな声では言えないよね、等と言いながら定食後のお茶をすすった。
お昼時間はあっという間に過ぎた。

終業後、保育園を出ると歩きたいとべべが言ったので、靴を履かせたら、娘は跳ねるようにして大股で歩いた。歩けるってうれしいねと彼女の代弁をしたら、べべは笑っていた。

そして、歩けたお祝いにと少し公園で遊ばせた。
娘の足を補助しながら滑り台を滑る手伝いをしたら、娘はうれしそうに鉄棒に両手をぶらさげて懸垂をしながら「ママ、見て!」とたくましい顔を見せた。

10分したら「お腹がすいた」というので、ご飯を食べにお家に帰ろう、とエアバギーに彼女を誘い、私は会社の鞄をぶらさげて、ベビーカーを押した。

家に向かう途中、5時過ぎだというのに陽が高くなったことに気づき、季節が変わっていくことを感じた。
今日みたいに娘の憩う時間を大切にしながら、仕事が出来たらいいなと思った。