日別アーカイブ: 2012年3月13日

にわか専業主婦

 にわか専業主婦の生活も約半年を迎えた。
 
 会社に行かない生活にも慣れてきた。

 過ごし方もだいぶ上手くなってきたと思う。以前の私には考えられない暮らしだ。

 なにしろ、昔はスケジュールが空白というのが大変苦手であったし、一人で過ごす時間にも恐怖を覚えていた。

 それが、いまはベベ(マイベビーの略)とお散歩するとき、町の喧騒や自然の流れに心豊かになる。夫以外の誰とも会わなくても、穏やかに過ごせる。ふつうに過ごす平凡な日々が、なんとも贅沢だと思うようになった。
 私も年をとったというべきか、あるいは成長したというべきか。

 赤ちゃんといかに過ごすかは、産後の大きな課題だった。
 なにしろ、誰も何も言わないし、何も強いてこないのである。

 
 周りのママ友を見ていると、過ごし方は多種多様で、一刻も早く職場に復帰したいというママもいれば、週末になるとひとそれ達をすべては自分次第。

 
 私は自分が思ったよりも、いまのにわか専業主婦の暮らしがけっこう好きだということに驚いている。家にいると外で働くときより、心が落ち着く。やはり外で働くというのは、戦うことだから、精神的に〝気が張る〟のである。

  
 赤ちゃんといると、大したことをしていないのに、あっという間に時間が流れていく。
 この生活に最初は本当に戸惑って、私は昼寝も出来なかった。昼寝することに罪悪感のようなものを感じていた。それが、いまはそれもまたよし、と思う気持ちもあるし、なにより、そういう過ごし方はたいそう豊かで恵まれている、としることなった。大きな心境の変化である。

 
 だが、たまに、職場のことを考える。

 来月から新年度。周囲でも職場復帰するママ友がいて、保育園に預けられる0歳児も増えて来る。こうして、うちの子はよその子とまた違う歩みになっていくんだな、と思う時に、私自身、どうやって過ごすことが良いことなのだろう、と考えている。

 いまの時間をゆったりと過ごすか、職場復帰に備えて何かしらの勉強に励むか等考えるときに、どうすることが最善なのだろう、と考える。

 1)赤ちゃんとべったり過ごすか
 2)赤ちゃんを尊重しつつ、自分の時間も確保させて何か勉強するか

夜泣き

今日は婦人会という、教会で行われている「女性のための火曜の学び会」に参加してきた。

 赤ちゃんを産み、にわか専業主婦になった。いまの生活は、私がこれまで味わったことのない生活で、会社に行かなくていい、という状況のほか、四六時中べったりと世話をしなくてはならない子がいる毎日あ産後のいまは、命ある限りつづく親子関係と言う名のマラソンが始まり、私はこの新しい人間関係の中で、日々いかに生きるか、大いに考えている。

 
 ある意味で、会社勤めはスケジューリングされている、という点で楽である。
 それに対し、主婦というのはどうするか、すべて自分次第なのである。

 私の場合、夫が任せてくれているので、一日中へやで赤ちゃんとゴロゴロしていてもいい。だが、同じように子育てしながら、家事をしたり、資格取得に勤しむ女性もいる。

 私は神様に、自分がどう過ごすことを望んでおられるのか、ずっと神様に聞きながら、いまもどうするのが最善か、分からないのだが、
赤ちゃんもまもなく5カ月になり、私もそろそろ自分のペースをつかもう、と思い、子供と一緒に行ける場所の確保のほかに、自分自身の心の安定のために、火曜の学び会へこれからは毎週、出かけるつもり。※ただし、無理しない範囲で。

 今日は朝6時に起きて、眠かったけれど、とりあえず出かけてきて良かった。
行くのは大変でも、行ったら伺う話や会う人によって、多かれ少なかれ刺激を受ける。