月別アーカイブ: 2009年8月

Hong Kong Food EXPO Day1st.(香港フードエキスポ初日)

2009年8月12日(水)香港フードエキスポ初日。

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オープニングセレモニーが9時半から行われるゆえ、11時開始のところ、9時半に香港コンベンション&エキシビジョンセンターへ登録証とVIPカードを手に会場入りする。

日ごろ国際展示場等でIT関係の展示を見ていた私としては、それ相当のものを想定していたのだが、香港のそれは全くの別モノであった・・・!

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見よ、この人山。初日にこれだけ人が集まるなんてどんだけ?

私のビックリポイント
1)会場が広かった。 2)人がもの凄かった。

1はまあ広かったよ、ってことで、問題は人である。

普通、こういう展示会の初日というのは人がまばらだったりするのだが、パブリックホール(一般公開)には、続々と人が集まってきて、警察も出動しての、管理体制なのである。おまけに来る人の手元を見ると皆一様にガラガラ(手すりつきのカート)を持っているではないか!(エキスポに展示されている食材を買い込むのだということは後から知った)試食コーナーは開始直後からすでに列が出来ている。驚いたよ!!

炸裂する香港パワーと食に対する熱意に圧倒され、ビジネスライクな雰囲気を想定していただけに、人・人・人の波に初日午後から早くもフラフラ状態に。

とはいえ、初日は人の入りがまだ少ないそうで、「これが日を増し、時間がたつにつれて、歩けなくなるよ(byヤクルトの現地駐在員談)」との言葉通り、どんどん空間が無くなっていくのである。

このような状況下、私は今回何を着ていこう?と思っていたのだが、マックスマーラのスーツにしなくて良かったと、とりあえず思った。(食べ物が付いたらヤなので)

蟹を買った男性(黒いTシャツ)に殺到する取材陣

iphone3GSで撮影。

着ぐるみ

Hong Kong Food EXPO 2009(香港フードエキスポ)

平凡な日常生活では得てして「えっ、なんで?」という事件は往々にして起こるもので、私は30代になってから、大人というのは色んな生活や仕事の局面があるのだなということをしみじみと感じています。

交通事故とかアスキー連載とのかかわりとか。今思い返しても「桜子、シリコンバレーへの道のり」は真に奇跡だった。

 というわけで、今度は諸事情により、通信会社勤務の私が、急遽、異業種の食品業界に携わることとなり8月12日~15日の4日間、香港フードエキスポへ一人で(T T)視察に行くことになった。

image002.jpg香港貿易発展局(HKTDC)主催

香港フードエキスポとは、アジアを主に北米、ヨーロッパなどの各国から昨年は17カ国集まった有名な?エキスポだそうで、今年は20回目を迎える。
エキスポ内には、トレードホールとパブリックホールがあり、このトレードホールでは世界各国のバイヤーが集まって食材・食品に関するビジネスセッションがあるそうだ。それで私はこのトレードホールのバイヤー枠に参加する。ちなみに香港貿易発展局に伺ったところ、日本からは41社が参加し(10日夕刻確認時点)、北海道からの出展は、北海道乳業と北海道ワインの2社が予定しているという。

※ワンチャイの香港コンベンション&エキシビションセンター(HKCEC) にて開催


思えば、香港に行くのはこれで3度目だが、香港においてはなぜだかいつも旅の切符を頂いており、ある意味で、ありがとうございます。

東京地震

日曜日の夜、火曜日の今朝と地震が続いている。
たぶん今朝のは先日と同じ震度3だと思うが、連続した震度3を経験したことがないため、噂の東京大地震が遂に来るのか?!と想像し、これがあり得そうだからコワい。
ずっと前に会社からは災害時に歩いて帰宅するルートマップが配られた。先週末は社内の安否確認システムに個人情報を入力した。なんだか、いかにも“間もなく来る”ではないか。

地震がなぜコワいかといえば、一気に亡くなってしまうならまだしも、徐々に死ななくてはならない窮地に追い込まれたり、身の回りの人が悲惨な目にあう悲しみを経験しなくてはならないのがイヤなのだ。

揺れてる間、机の下に潜るべきかとか、外国に行ってる間に大地震があるのは困る、などと考えながら、ベッドの上で神様にそれだけはやめてくれと祈る。

目が覚めたので、コーヒーを淹れて、先日買ったIphone3GSを何気なくつけて朝刊代わりにTwitterを開く。

で、驚いた。

こんな明け方なのに既に知人3人が呟いていた。

コワいとか、地震で怖いのは揺れてるとこより揺れてないとこだ、とか。
やっぱりみんな似たことを考えてる・・・。

かくして、私も早朝日記を書くのである。

北海道視察・自然冷熱を活用した貯蔵農作物と貯蔵システムの開発(2)

200907301014000.jpg 美唄市(びばい)

200907301015000.jpg JAびばい.jpg
炭鉱の町が雪蔵の町になった説明を伺う

20090730143353.jpg 北海道らしい風景

20090730145324.jpg しいたけ栽培(雪の冷蔵で)

20090730183539.jpg 夜。

バスで視察する様子

北海道視察・自然冷熱を活用した貯蔵農作物と貯蔵システムの開発

37.gifキーン

先月の7/29から31日の3日間、休暇を頂いてNPOの仕事で北海道へ飛んだ。
(なんと飛行機乗り遅れたemoji125.gif

私が所属しているNPOは「雪氷環境プロジェクト」という団体で、雪や氷の自然エネルギーを活用して来るべき飢餓時代に備えて、食糧備蓄を行いましょうというもので、現在はそのために雪や氷でどのように食糧備蓄が出来るかという検討や実験に取り組んでいる。

というわけで、北海道旅行はエンタメではなく極めて真摯なものだった。
スケジュールは朝から晩の会議や懇親会までギッシリだった。
(だけど、飛行機に乗り遅れた。5時半に起床したのに emoji125.gif

初日は、石狩湾新港実験施設などを視察。

ここには政府米倉庫があり、農水省と3年計画の共同研究が行われている最中(今年2年目)。倉庫の中に写っているのはお米で、蔵の中に入ると雪の冷気(実験中)と共にお米のふんわりと良い香り。
yukinotiyou.jpg ←お米ですわ。

夜はプロジェクターを用いて資料を見ながら
20090729181425.jpg 食事と勉強と懇談会。

20090729195228.jpg厚岸(あっき)市の牡蠣。
銀座で一つ1000円だよ、と教えてもらう初日。

日本未発売のアマゾン電子書籍端末「キンドル」をゲット!

米アマゾンの電子書籍端末「キンドル」 (Amazon Kindle)を、渋谷で見せてもらった。
これは、2007年11月に米アマゾンで発売された、電子化された本が読めるビューア、要は電子化されている本なら何でも読める道具のことである。
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仕組みは、携帯電話網を使って電子ブック等をダウンロードしたすれば、いつでもどこでも読め、「太陽の下でもくっきり読める」(持ち主談)と言う。パソコンを必要とせず、利用と同時に、自身のアマゾンブックストア(データベース)に更新される。

気になる電力だが、寿命が相当長いらしく、持ち主は「買って以来、まだ一度も充電していない」と言い、彼のキンドルには既に5~6冊がダウンロードされて利用中の形跡があった。(ググって調べたら「端末が省電力で電池寿命は最大1週間」とのこと)

なお、通信料金はアマゾン負担につき、利用者は最初に端末さえ購入すれば、あとは純粋に本代のみに支払えば良い。本は定価の半額で、現在9万冊ぐらいが電子化されている。日本で発売されないのは、通信機能を受け持つキャリア(=ドコモ、au、softbankなどを指す)がないため、対応できていないから。端末価格約400ドル。重さ約300g。

より詳しくキンドル情報はこちら 

持ち主  「これみたときは、久しぶりにワクワクした」

私    「で、日本語読めるの?」

持ち主  「うーん、やってみたけど、まだみたい」

動画もご用意してみました。

kindle2.jpg 出典元:日経ビジネス8月号

休み明け2

今日も昨日に続いて事件があった。
出社していつも通り右手をのばしてパソコンの電源をいれたら、モニターがつかない。

・・・オカシイ。

私はパソコンの電源を何度も何度もつけたり消したりしてモニターの電源を確認した。昨日の教訓を生かして、コードが外れていないかも確認した。問題はなかった。

困った。誰か助けて。

だが、昨日のように隣人を頼ってカラ周りだと寂し過ぎる。
隣人には頼らないぞ、そう決意して口を真一文字 に結んで再びパソコンに向き合ったが解決できなかった。

結局、朝の貴重な30分をそれだけに費やし、外出予定があったので外へ飛び出した。

 

 夕方。

 

帰社する途中で、上司に朝の出来事を一応報告しておいた。
上司は「余っているモニターと接続させてどこが原因か調べろ」と言った。
私はソリューションが一つ見つかって、ほんの少しだけ気もちが軽くなった。

それにしても、私は真っ黒なモニター事件に気分は超ブルーだった。
もしも動かなかったらどうしよう、とか、なぜ隣人男子は助けてくれないのだろう?などと考え始めると、悲しくもあり、恨みたくもなった。

 

 

だけど、ここで先月の喜びチャレンジを思い出した!
きっとこれもまた意味がある!前向きに考えるんだ!!emoji063.gifビカ

そこで喜べることを考えてみたら、 
まずはこのパソコン不具合は自力で対処する良い訓練に違いない、と考えた。
そう捉えると、隣人に対するモゾモゾした気持ちはスカッと消えて気にならなくなった。

 

だが・・・。

 

私の前向きな気持とは裏腹に、モニター画面の黒はやはり黒である。
あっさり自力では無理だとあきらめて、餅は餅屋に聞け、という言葉を思い出し、
なんといっても我が社は通信会社なのだから誰かに頼ることにした。

 

しかし一体、誰が助けてくれるだろう・・・?

 

昨日自分を窮地から救ってくれた人を思い出したが、昨日の今日に再び頼るのは気がひけた。
誰か、他の人にしよう。

社内を見渡し、①パソコンに詳しそうで②助けてくれそうで③普段まったく話さない人、に声をかけたら、私の勘は見事に当たった。その人は快く引き受けてくれ、さっそく席まで来てくれた。

その結果、判明した原因・・・に、私は飛び上がらんばかりに驚いた!!bikkuri-emo.gif

なんと、私が押した電源は右隣の人のパソコンで、私のパソコンではなかった!!

20090805144015.jpg ※私のパソコンの電源は左だった

 

だけど、その原因究明してくれた人は、「深刻な問題じゃなくて良かったですね」と、実に親切な言葉をかけて笑い流してくれた。

 

私は自分のそそっかしさに驚きつつも、ふだん話さないこの人と話せたことが案外うれしかったのでこんな結論もアリだと思った。この日、困って泣いて、最後は笑えた。

 

追伸:あまりにも自分がバカっぽいので補足すると、今まで自分のパソコンの電源は右側にあって、昨日引っ越ししたから左に移ったことを忘れていた、というのが原因です、ハイ。