新年度の仕事への心意気

今日から10月1日なった。

私にとって、今日は記念日だ。正直、感慨深い。

誰も知らないけど、今日から、フルタイムになり、元の社員に戻ったのだ。

先月、昔の上司に来月からフルタイムになると報告の一報を入れたが、相手にしてみればどうでもいい話、「ふうん、そうなの」、と彼はさほど興味なく言った。が、今日まで支えてくれた彼のような上司がいたからこそ、今に至る。私は感謝を述べただけで、十分満足した。

思えば、延べ七年間、フルタイムに戻すことによる「収入増」や「昇給の可能性」という誘惑に、幾度も襲われた。
でも、「お金に換えられない価値」や「人からの評価を気にしない」重要性を、主人に何度も何度も、説いてもらった。

ボーナス時には、「私の評価、C+だってよ」とぼやいた私に、
「わが家での評価は満点です!」と即答してくれた主人に涙が出た(心の中でだけど)。

ともかく、今日まで働き続けられてよかった。私にとって、仕事とは何だろう、と何度も考えた。まだその答えは手探り中だが、それでも継続できて、良かった。


(わが家にたてかけてある直筆の書)