その17:主婦の友社から新創刊!GISELe(ジゼル)  影山和美 編集長

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VOL.116
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         主婦の友社から新創刊!GISELe(ジゼル) 「影山和美」編集長

 久しぶりの「お友達の輪」です。今日は30歳前後の女性向けファッション総合誌の編集長を
務める影山さんを訪ねて、現場に行ってまいりました。

■早速ですが、出版社に入った動機は?

 学生時代バイトしていてすごくバイト料が良かったのね。なんて良いんだろうって思ったの。
あとから、それは会社によるんだって、分かりましたが(笑)。

■これまでの経歴は?

 編集プロや地元新聞社を経て、主婦の友社へ。女性誌「Ray」から「Cawaii!」
 「S Cawaii!」に携わり、2001年にS Cawaii!の編集長、2005年10月からは「GISELe」に。

■今回の企画はどうやって生まれたのですか?
 
 10年前に高校生向けの雑誌が生まれて(Cawaii!)、その彼女たちが成長していくの
 に伴ってS Cawaiiが生まれ、「GISELe」が誕生しました。彼女たちと共に成長し、
 バーチャルギャル体験をしてます(笑)。

■どんな雑誌なんですか?

 カジュアルを好む、自分らしさを大事にする人への雑誌です。
 若い頃は誰でも可愛ければそれで満足した。それが大人になるにつれ、本物の良さ
 を分かるようになってくる。で、大人になると「スーツ着なくちゃいけない」なんて、保守的に
なる傾向が強いけど、そんな社会概念に縛られたくない、という人に向けて彼女たちが読め
る雑誌が作りたかった。高い物も良かったら買う、安い物も可愛かったら買うというように、
自分の目で判断する人たちへの雑誌です。

■雑誌は作り上げるのにどれくらい日数がかかるのですか?

 雑誌の種類によって異なります。若い子向けであればオンタイム。ジゼルの場合は
 企画会議が発売の約3ヶ月前から始まります。

■編集長になって自分の中で変わったこと、変えたことはありますか?

 特にないと思いますね。右も左も分からなくてやってきました。与えられた仕事を
 やるのが手一杯で今日までやってたし。

■編集長になるために必要な資質は何だと思いますか?
 
 ぜんぜん、ないと思う。必要なのは体力と根性。派手なことに思われるけど、かなり地味な
仕事がそれ以上に多いから。

■ストレス解消法は?

 え~、なんだろう。運動もしていないし・・・。会社を一歩出ると、すぐ忘れちゃうの。
会社に来ると仕事を思い出すの。鈍感なのかなあ(笑)。

■え!?それはすごいですね。根っからの編集長タイプというか。
 そんな影山さんにとって仕事とは何ですか。 

 人生楽しむための一つの・・・なんだろうね。我慢して働きたくない、どうせ働くなら
楽しく働きたい、嫌いだったら続けられないよね?つまんない仕事だったら、
 こんなに続けられない。色んな辛いことがあっても、楽しいことの方が勝っているの。

# 久しぶりにマスコミ業界の方にお会いし、刺激を沢山頂いて帰りました。雑誌を読んでい
て一番好きだなあと思ったコンセプトは、好きな服を自分の視点で着る、という発想でした。
(年だから、とか言わないってこと:笑)
 それにしても、影山さん、気さくで格好いい女性でした。次回何かの機会でぜひ、又お目にかかりたいと思っています。(^▽^)ノ