支えられ、助けられ、安らぐ放課後

うちの子は、友だちが好きだ。

たとえ、自分に何か嫌なことが起こっても、その子に悪意がないと知れば、受け入れるし、好きの対象になるようだ。わが家には概ね、男女問わず、友だちが来ている。

そういう彼女にとって、友だちとの遊びは至福の時間だ。幼い頃、そんな娘の相手をするのは、働く私にとって、悩みの種だった。

都心の渋谷に子ども向けの公園は少なく、少子化の昨今、近所の子どもを見つけることさえ、そもそも、難しい。

しかし近頃、この苦労から私は解放されつつある。

成長と共に、一人でだいぶ行動できるようになったし、まだまだ母親の介在は多少必要ではあるものの、だいぶ、友だち同士で約束し、遊びあえるようになってきたのだ。

そういうわけで、わが子は秋に入ってからは特に、放課後を友だちと過ごして、楽しそうにしている。それもこれも、仲良くしてくれるお友だちや、娘を受け入れてくれるお母さん方の協力のおかげだ。よそのお宅でお世話になることも増え、ただ感謝である。

子どもをホームスクーリングしているクリスチャンの友だちが、神さまに祈って育てていると、子どもの遊び相手には全く苦労しない、と豪語していた。神さまが、その時に必要な人を連れてきてくれる、と言っていた。

今やっと、私もその思いを強く実感している。

神さまありがとう。

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