中村うさぎ箸。
先日お会いした神田さんが自分が女だったら中村うさぎ、というようなことを仰っていた。
普段、週刊文春を愛読している私。中村うさぎの連載は整形の話ばかりなのでバカにして速読していたが、急に読む気になった。
そしたら期待ゼロだった分、描写に衝撃をウケた。美を考える女子やミーハーなら好きであろう一冊。
今の女性が求めるものや世間の美人に対する考え方の考察が良かった。
一部紹介。
●美人にはこれといった『美人の記号』が存在しないけれども、ブスには『ブスの記号』が存在する
(タレントの光浦靖子はブスだが、黒木瞳もブス、だけど美人でもあるとかそういう話。※詳細割愛)
●女の幸福に説得力を持たせるのは見た目の美なのである。・・・だから女たちは、ダイエットと美容に熱中する。
●女の幸福を判定するのは、 男ではなく女なのだ
●(女は)「ね、私の生き方は間違ってなかったでしょ?」と世間に確認と承認を求めているのだ
とまあ、かなり面白かった。私は読みかけだか、yちゃんやaちやんに話したくなり、ブログに書くことにした。
同時に、読んで所々共感してしまう自分のレベルが悲しかった。○| ̄|_
いつになったら世間の価値観から抜け出せるのだろう?