年末年始、私のブログ更新は滞ったけれど、
いろんなことが起こった。(と、思う)
今日はそのうちの一つ、
クリスマスの翌日にあった話を書く。
ベベ(マイベビーの略)との二人暮らし(+夫)も2ヵ月目を迎えて、
我が家に少しづつ他者との交流が始まってきた。
ある方が、「うちに来たい」と仰って、
私がべべの育児で家事が出来ず、
部屋が散らかっている、と答えると、
「そんなの産後は当たり前よ。自分でお茶持っていくから」と
仰って、ホントにご本人自らお茶の葉とお菓子を持参して、
サクサクと遊びにきてくださった。
実は私、こう見えても、けっこう人見知りで、
その日のお客様は面識あれども、
深い話をしたことがなかったので、
緊張していた。
だけど、その方は気さくでトーク上手だったので、
私はフムフムと聞かせて頂くだけでよかった。
さらに久しぶりのオトナ時間はとても楽しかった。
で、本題はその後。
帰り際に、部屋の隅にあった三浦綾子の本を見て、
彼女が言った。
「あ、三浦綾子の本。
本といえば、Amazonで買おうと思った本が絶版になっていてね、
代わりに『XXX』を購入したんだけど・・・」
というので、私はすかさず別室にいき、
「一日遅れですけど、クリスマスプレゼント」と彼女に渡した。
「!?」
訝しげにする彼女。
「いや、その三浦綾子の本も、もし読んでなかったら差し上げようと
思っていたんですけど、これは神様が今日○○さんに差し上げなさい、と
仰った本だと思う。だって、これ、どなたかに差し上げようと、
たったひとつだけクリスマスのラッピングをして残っていたから」
そう、そのラッピングの中に入っていたのは、絶版だという、
彼女が探していた『主のための放浪者(コーリーテンブーム著)』(という本)。
その瞬間、彼女は両目を真っ赤にして、涙ぐんだ。
「これ、絶版で、希少価値がついているのよ・・・・」
と、感動していた。
その様子をみて、私も冬だと言うのに両腕にぞわっと鳥肌が立った。
「いや、こんな風にお役に立てて光栄です・・・。
やっぱり必要な物は与えられるんですね」
私は、数年前にあった、※「ニューヨーク・クリスマス物語」を思い出した。
必要なものはすべて与えられる、と悟った数年前。
あれからなお、神様は変わらず今日も生きている。
改めて神様を賛美した年の瀬だった。