渋谷のホールに向かう道すがら、私は馴染みの空気を胸に吸い込んだ。
私はここで結婚し、新生活をスタートさせて今に至る。
記憶がよみがえり、嬉しい再会がそこにはあった。
最初に現れたのは松濤マダム(ツイてる私の七夕ナイト | 交差点の、となりで。Since2003)だ。
保育園時代の、私の恩人で、母親が倒れた時、まだ知り合って間もなかったのに、娘の送迎を無償で1か月間担ってくれた、母のような存在。思い出しても涙腺が緩むが、当日の知らせに足を運んでくださった。
「うちのパパも誘ったけど、飲み会だって。あなたに会えて嬉しいわ」
って81歳と思えないバイタリティー。もう、こっちが嬉しいです!
胸がじんとした。
次に、20代の友人がわざわざ来てくれた。
「面白そう、と思って。応援に」と言う。
今度は胸がキュンとした。
名前に関係なく、誰でも参加できるイベント。
私は当日参加を決めたが、神様が必要な人に会わせてくださることがうれしかった。
そして、タナカヒロカズさんとの再会も欠かせないだろう。
ギネス認定の時、初対面だった花まつりさんや、子どもだったブレザーくん。

あの日と変わらず、明るい笑顔!
よくよく考えれば、渋谷区長の長谷部健さんも、
以前桜子としてお会いしてたから(渋谷区長・長谷部健氏に桜子インタビュー! | 交差点の、となりで。Since2003)まさに再会。
でもこの日、私が“ただ来ただけ”ではなかったことに、
気づくのはもう少し後のことだった。
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つづく
by桜子