カテゴリー別アーカイブ: 海外・国内旅行

約一年ぶりの再会92歳の大叔父

今年も会えたねぇ、と倉敷に住む大叔父が言った。

去年これで最後かと思ったけれど今年も会えた。娘と大叔父の歳の差は91。

眼を手術したばかりて、よく見えない。

そう大叔父は言ったが、自分の家にこんなに小さな子が来るのは初めてだと言って、喜んでくださった。

娘は終始おとなしくしていて、たまに歌い、たまに踊っては和やかな雰囲気を作り出していた。

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NPO雪氷環境の視察と新潟旅行

    昨日、新潟県越後湯沢?魚沼市へ行きました。久しぶりにNPOの方々にお会いできて、うれしく感謝でした。

その夜、皆さまと別れて、泊まった旅館は北朝鮮拉致被害者のご家族が日本に帰国されて初めて泊まった宿で、お写真が旅館にありました。

お食事はどれも美味で、初めてこしひかりのお素麺を頂きました(最後の写真)。

やはり新潟はお米が美味しく、またお会いした方々が皆さま大変親切で、とても満たされたプチ旅行になりました。

Hong Kong Food EXPO 2010 Day2nd.(香港フードエキスポ)

2010年8月12日。あれから一年後。

昨年視察したおかげで、香港を少し知り、また先日イギリスに出かけたことで、
世界における日本食のポジションが大いに気になり始めた。

香港のスーパーを視察して驚くことは、
日本語で書かれた食品が非常に多い点である。

そのくせ、パッケージを裏返すと、Made in Chinaとあり、
関係者にその理由を尋ねると、日本語を併記したほうが売れ行きがよいから、
ということだった。

商談ルームで同席したブルガリア人が昨年もきた、と仰るので、
去年と比べてどうかと尋ねたら、去年の方がスタッフの英語力がよかった、
といった。

私は去年、出展してないからよくわからない。

出展チームをみると、日本人同士仲良くやっている。
わがNPOブースの隣はカニを出展している北海道企業で、
お米をちょうだい、といわれ、(メンバーが)差し上げた。

今回わがNPOは、雪山に貯蔵したお米、ジャガイモ、小豆の
3種類を出展したほか、北海道の水も出している。
香港人はお米より小豆に興味があるようで、よく質問を受ける。

九州地方の企業からは、うちのジャガイモが美味しいと
評価されて、またサンプルをねだられ、また気前のよいメンバーが
どうぞ、とジャガイモを差し上げていた。

ジャガイモは雪中ジャガイモで、
雪山にいれて貯蔵したおかげで糖度があがり、
レンジでチンしても、甘く、ほくほくしている。

実はこのジャガイモは、洞爺湖サミットでVIPが食した食材なのである。
ここにきて改めてそのジャガイモをいただくと、つくづく、日本食が一番だなあ、
と思う。

今夜は徹夜!?

  夜遅く、いろんな作業をする。

明日から香港フードエキスポが始まって、夜はパーティだ。
パーティーの事前登録がなされていない旨を伝えたら、「VIVA!桜子さんだから特別ですよ」と、インビテーションカードをありがたく頂く。・・・ブログやってて、ほんと、良かった。

とはいえ、ここに来てから毎日寝不足。そもそも、ここに来る前から睡眠不足は起こっていた。精神的にぼろぼろ、という状態に加え、私の肌も眼のクマもシミもすごい。(シミは寝不足に関係ない!?)昨夜は気づいたら電気つけたまま四時に寝、七時に起きた。

本日はありがたいことに、ミス日本と2ショット話のほか、若干のインタビューを打診頂いている。こんな私にそんなお話をありがとうございます。
でも、ミス日本とお写真におさまったら、どう考えても私が引き立て役ですよね?
そもそも20代と30代、一緒に写ることはイタくないですか?

そんなことを内心思っていたら、Twitterで親友がDM(ダイレクトメッセージ)をくれた。

ミス日本に負けない笑顔で頑張れ!

・・・もう、大好き。ここにいたら、間違いなくHUGしてた。
自分は本当にこういう友のおかげで今日まで生きてこられた。

神様、私に友というプライスレスな贈り物をありがとうございます。
美より笑顔だよ、といってくれる価値観の人に出会えたことは、一つの大きな宝である。

眠たい、眠たいと愚痴っていた私だが、彼のおかげで、元気が出た。
今日も生きていこう!

イギリス旅行記・ブラウン英首相との出会い

P1020879.JPG 握手したよ。

なぜこんなことが起こったか?の理由は以下の物語をご覧ください。

コインの裏側
第一話 イギリス-コインの裏側
第二話 初めてのロンドン
第三話 ノーリッジ(Norwich)
第四話 英国スーパーマーケット(1)
第五話 英国スーパーマーケット(2)
第六話 ニューキャッスル
第七話 最終話

読んでるヒマはない。もっとブラウン首相を見たい、と言う方はココをクリック。

新政権キャメロン新首相誕生、おめでとうございます!今度そちらへいったらお目にかかれるかしら・・・?emoji063.gif

Good-Bye! Prime Minister of UK,Mr.Brown!

Unbelievable!
On the way from Newcastle to London, I happend to see Prime Minister,James Gordon Brown at the station!

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Unexpectedly Sakurako shook hands with him.
Yes, I did!

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今日、辞任されました。
そんなの、全然聞いてなかったけど、ちょうどイギリス旅行最終話に
ブラウン首相と握手した話をかけるなんて、このタイムリー性にも、
2度びっくりです。

イギリス最後の日(最終話)

帰国日の朝、空は曇っていた。

 イギリスに来てから連日晴れていたのに、帰る日になって曇りだすなんて、
神様ってばやっぱり私を贔屓してるのね、と悦に入った。(すみません)

 昨晩は滞在中の日々を振り返った。そしたら、夜中3時まで眠れなかった。

 夜遅く、キティが部屋に来て、お土産のお菓子や本をくれ、さらに昼間に
割り勘した日本料理店Wagamamaの昼食代をご馳走したいと言い出した
ほか、寄れなかったアンの家に、明日の朝、家を発つ前に挨拶しに行こう、
と言ってくれた。

 嫌なこともあったが、学ぶことも多い旅だった。

 キティを通して、二人が一つになって幸せを得る、というのは、
互いを理解し、尊重し合うことが必要だ、としみじみ思った。
相手の気もちを重んじるときは、自分の欲望を抑える必要がある。
 
 ということは、結婚とは二人が一つになるわけだから、いかに自分を捨て
相手を大事に扱うか
、ということが非常に重要なファクターになるのだな、
と思い、この先を考えさせられてしまった。

 閑話休題。

翌朝--家を出る20分前に、アンの家へ立ち寄った。
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もう会えないと思っていたアンに会い、メールアドレスをもらって写真を撮った。私は満面の笑みで嬉しさを抑えきれず。
 
 
そして、出発--キティ母(平日は仕事)が土曜日だからと駅まで車で送ってくださった。
目指すはニューキャッスル駅だ。

 駅へ向かう車の中で、私の頬は緩みっぱなしだった。
 
 帰るのがうれしかった。

 でもまたキティに「帰国するのが楽しそうね」等といわれるのはマズい、と思い、
両手で頬を横に引っ張った。

 到着して、出発まで時間があった。
 私はこの駅から約3時間半の急行列車に乗ってロンドン市内に入り、地下鉄を経由して
ロンドン・ヒースロー空港へ行く。長い一日になるなあ・・・と思っていた頃、

 思わぬ話が飛び込んできた。

 たくさんの取材陣と警備員がいた。なんと、こんな(失礼)イギリス北部の田舎駅に、
スコットランドから英首相が今から列車でやってくる、という。

 へー、すごーい

 と、事の重要性をあんまり理解せずに、「写真一枚ぐらい撮れるかなあ」とつぶやいたら、
あら、ぜんぜん平気よ、と言われたので、じゃあ撮影してくるー♪と、デジカメを持って取材陣
の中へ入っていった。

 ブラウン首相って、どういうお顔なのかしら?

 まあ、いいや、皆が騒げば分かるよね、などと思いながら、群れの後ろでカメラを持ち、
両手を上に挙げてシャッターチャンスを狙っていたら、すごいことになった。

 ワーワー キャーキャー

 首相が降りてきたらしい。ジャンプしたがよく見えない。
無駄にシャッターを押したら、ピーピーと音がして、メモリーカードがいっぱいになった。
あああ・・・こんな時に!と焦って必死になって不要と思われる写真をうつむいて削除を
処理していたら、
 背が低いからか、あれよ、あれよ、と人に押されて、気づくと目の前に、英首相が立っていた。

 周囲の雰囲気から察するに、そこは握手、の場であった。(証拠写真ここをクリック)

 信じられない展開だった。英国を発つ日に、その国の最高権威者と握手だ。
 私はなぜか、こういった〝時の人〝と出会う機会には非常に縁というか、運がある。
 (さらにこの日はブラウン首相の問題発言2日後のことであった)

 

 ブラウン首相ったら、わざわざ見送りに来てくれたのかしら?
 彼は私のファンなのかしらね・・・?

 と私が大真面目にいったら、キティ親子に笑われた。

 ハハハハハ(笑)

 --そして、私の列車が経つ時間になった。

 「今まで、お世話になりました。本当にどうもありが・・・・」
 
 と挨拶しかけたら、信じられないことに大粒の涙が出て、泣きだしてしまった。
 まさか泣くとは、これっぽっちも思ってなかったから、自分で自分にビックリだった。

 別れが悲しいはずはなかった。
 
 ストレスは相当たまっていたし、疲れていた。
 だけど、数え切れない恵みと人の出会いと、最後にあった出来事、
 これらが私を圧倒した。
 
 予期せぬエンディングは創造主の偉大なる力であった。
 私は神様を信じている、と普段言っているけれど、ミーハーであり、
 奉仕はあんまり好きじゃないし、祈る力もすごくない。

 けれど、こんなに未熟でダメなクリスチャンですら、神様はいつも見ており、
 自分の力では到底及ばないことをしてくださる。
 神様は確かに生きて働いているんだなあ、と思ったら、感動してんだと思う。
 まさか、泣くなんてね。

 感謝、という一言では言い足りないくらい、色んな意味で、実りが多い旅だった。
 (Fin)