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世界が変わること

妊娠して、私の世界は変わった。

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結婚した以上に、私を取り巻く世界は大きく広がった。
少なくとも、子の存在は、私の視野を嫌が応でも広げた。

街を歩けば、いままで視界に入らなかった妊婦に目が釘付けになる。
赤ちゃん連れをみれば、心が奪われる。
小学生の子供が走れば、何年後かのわが子の姿なのだろうかと
ぼーっと見つめてしまう。

そういうことは、まったく想像してこなかったので、
本当に実感が湧かない。

けれども、私の想像力とは裏腹に、現実として
今日もお腹の胎児は私のお腹を元気にキックする。

ここに確かにいる人の存在を、私は受け止めなくてはならない。

 *   *   *

先日、子供を持つということを改めて考えてみた。

聖書に、

〝見よ。子どもたちは主の賜物、胎の実は報酬である。(詩篇127:3)〝

と言う言葉がある。

しかし、自身を振り返ってみれば、今までの人生、
親に苦労や心配をかけて、本当に迷惑のかけっぱなしだった。

この家に私がいなければ、桜子家は幸せだろうな~と何度も思い、
わが身を呪ったこともある。

してみると、子の存在は、問題の種であり、癌のようなもの。

私は、今までの人生の罪を刈り取るために、
子を産んで、親が経験した苦しみを自らも味わおうとしているのだろうか?

どよーんとクラくなって、夫にその話をしたら、

夫は、結婚もそうじゃない、と軽く答えた。

「夫の存在は、心配の種で、新しい悩み事になったでしょう?
だけど、それを補って余りある素晴らしさがあるから、結婚したんでしょう?
子供もきっとそうだよ」

みたいなことを、私に言った。

加えて、

「人が成長しつづけるために、変化は必要で、
 変化していくから、人生は豊かになっていく。」

というようなことを、言った。

私は、ふむー、と俯きがちに返事した。

いろいろ考えながら、新しい命を迎える準備をしている
田中家である。

幼なじみ

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今年の1月、自宅の電話が突然鳴り、
出てみると、20年ぶりに聞く、幼なじみの声がした。

幼なじみの彼女は、開口一番言った。

「桜子ちゃん、結婚したんだね!!おめでとう!!!」

年賀状で私の結婚を知り、そこに記載してあった新住所の電話番号をみて
連絡したそうで、すごく嬉しい、と彼女は言う。

今のメール時代、プライベートで電話をくれる人なんて滅多にいないから、
軽い驚きを覚えながらもうれしかった。
やっぱり直接届くメッセージは、ダイレクトに愛を感じる。

しかし彼女は、

「なんで結婚式に呼んでくれなかったの~!!?」と言うので、

私は私で、その理由を正直に打ち明けた。

「ごめん・・・・・。忘れてた(笑)」

この、普通なら気まずい空気が流れそうな返答に対して、
幼い頃に知りあった仲だからなのか、ちょっと怒られただけで、その場が過ぎた。

それより彼女は20年という歳月の隔たりをなかったかのように
快活にお喋りしだすので、私もそれに合いの手を打った。

私は改めて、幼いころから今にいたるまで
〝つながっている〝ということはこんなにありがたく、
また素晴らしいんだなと、彼女の電話に、たいへん感動した。

そして、、、
仕事は続けるのか?、とか、赤ちゃんはどうするのか?
もしも欲しいなら計画的に考えないとダメだとか、
早めに産んだ方がいいよ、等といって、結婚歴10年以上の3児母らしく、
先輩として、様々なアドバイスをしてくれた。

私は結婚したばかりだから、そこまではまだ考えられない、
と言いながらも、彼女の気持ちがとてもうれしかった。

感謝、感謝だった。   (※今年1月の話)

渋谷ナイト

昨日はマスコミの人たちと飲んだ。
2軒も行って(私的には100年ぶり)、終わったのは1時半だった。
チヨコレートフォンデュ
2軒目のお店

彼らは私のお友達で、結婚式にも来てくださった。

うち一人は、結婚式当日、挙式会場(教会)へ足を踏み入れるや否や、
「あ、ここって子供の頃、来たかも。」と思い、

終了後、旧会堂へ足を運んだ瞬間、その疑問は確信に変わったと言った。
「あ、やっぱりここ、来たことある!子供の頃、パンとスープを食べた。
ベック夫人のアップルタルト、美味しかった・・・」

その話を後日知り、これはぜひ話を聞かなくっちゃ、ということで、
今回、夫も含めて、みんなで飲んだ。

結果、その話はあんまりせず、他愛もない話で終始した。
しかし、私はつくづく思った。

人との出会いはすごいな。
私のお友達が夫と仲良く話している・・・。
夫もすごく楽しそうだ。
こういう関係っていうのは、お金を出しても買えないよ?
プライスレスだよ、人間関係・・・。

実は今回、飲み会を設定する際、自分のお友達なので夫は不要だよね?
と相談したところ、お友達は是非一緒に飲みたいです、と言ってくださって、
夫を改めて紹介することになった。

対する夫も、2、3日前から会うのをとても楽しみにしていて、
その日の朝には、「カメラ持ってく?」と言って、自分が持つのは恥ずかしい
と思ったのか、私に持参させるほど、ノリノリだった。
(さらに告白すると、その夜の事を彼はずっと祈っていた)

そうして、昨日はその日を迎え、とても楽しかった。
一気に、友達関係が彼との間にも結ばれた。
きっと、私抜きで飲むことも、これからはあるだろう、と思ったほどだった。

いや、人間関係ってつくづく面白いですね。
人とのご縁も本当に面白いですね。

<本日の言葉>
私たちは喜び楽しみ、神をほめたたえよう。(黙示録19:7)

桜子の新婚生活(2)

周りの人はよく見ているものである。

昨年末に結婚して以来、私は今まで通りの生活を送っている(つもりだ)が、
周りは気にかけてくれるものである。

先日、ある会議の前にプロジェクターの設定をしていると、
既婚男性が、私を見て言った。

「どう?そろそろ疲れが出る頃じゃない?」

私は全然そんなことを考えていなかったので、
よく気がつくなあ、と感心したと同時に、
そうか、私はそろそろ疲れてもいい頃なのか・・・と思った。

そして昨日礼拝後、クリスチャンのM夫人が私に言った。
「環境が変わったんだから、あんまり無理しないでね」

そうしたら、急に自分は頑張っているのかなという気がして、
暗示にかかったのか、夕食を作り終えたら、熱が出た。

夫と一緒の食事をぜんぜんとれていないことも、
精神的に拍車をかけたのか、私はベッドの中で思った。

「おかあさーん・・・!!」・・・それは、ウソです。。。

ここ最近ブログで結婚の話ばかりして本当に申し訳ないのだが、
それくらい生活が激変して、私は毎日色んなことを教わっている。

改めて、結婚というのは、女性にとって、
すごい大きな革命だと思うのだ。
(男性がどうなのか知らない。誰か教えて)

もともと、私はこんな転換期を迎えるとは思ってもいなかったから、
心構えが全然できてなくて、
結婚してから色んなことに刺激を受けている。
今はその始まりだから、書きたいことは山ほどある。

それはつまり、

一生シングルかも、と思っていた女性が、
急に既婚者の世界に入って、
今までシングルウーマンの目線で世の中を見ていたのに、
急に妻のメガネをかけられて、
なるほど、既婚者はこういう世界を見ているのか、と
驚かされると同時に、

視点が変わると、世界はこうも変わるのか、と思った。

そして、多様化する社会での女性の生き方について、
今まで以上に多様な思いを交錯させている。

つづく。