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男はなぜ女の体重変化に敏感なのか?

舞台はココ。

20090617194530.jpg なんでわざわざ西荻?

男性4人(60代1人、40代3人)+ワタシ、という面子。

お酒も入っていたからだと思う。
気心知れたメンバーだったからだと思う。

まず最年長の男性が口火を切った。

「あれ、桜子さん、痩せたんじゃない!?」

そしたらその隣が、

「でしょー!僕もさっき(彼女に)そう言ったんだけど、痩せたよね」

 

そしたら目の前にいた男性が、

「いや、ボク逆。リ●ーズに居た頃より太ったと思った」

 

げ。そんな目で私を見てた!?
誰がどう思っているかはまったくわからないものである。

 

好き勝手言う輩に対して右往左往していたら、
一番最後、隣の男性が、 

「え・・・・ぼく、わかんない。おんなじに思える」 と言った。

私はこの彼が一番好きだと思った。

 

 

先日、交通事故に遭ったばかりの私は、まったくどいつもこいつも・・・
と、ちゃぶ台ならぬテーブルをひっくりかえしたくなった。

事故に遭ったおかげで私はすっかり女として強くなった。

交通事故

交通事故に遭った。

 

近所で買い物を済ませて自転車を漕いでいたら、
目の前で同じく自転車を走らせていた女性が急停止して、
よけきれなかった。
私は、彼女の自転車後輪に、勢いよくぶつかった。

 

ゴムマリが跳ねるがごとく、

ドンっと一瞬跳ねて、

ハンドルを握ったまま、真横に倒れた(ような気がする)。

 

“事故に遭った瞬間はスローモーションのようになるよ”

 

という話は本当で、倒れた瞬間に尾?骨を打撲した私は
『しまった、このままではやられる』と思った通りにやられた。
一番心配していた頭をコンクリートの地面に打ちつけたのである。

 

 

 

ゴチン、という音がした。

 

 

 

ヤバイ。

 

 

 

突然の事故に私は思考が停止してしまい、
倒れた後も人形のようにハンドルを握ったまま固まっていたら、
ぶつかった人が大丈夫かと駆け寄ってきたばかりでなく、
衝突音がひどかったのか、路面店(蕎麦屋)からも人が出てきて、
私の頭上で、おじさんやおばさんのワイワイ騒ぐ声が聞こえた。

大丈夫か、とか、子供がぶつかったかと思った、とか。

 

うっすらぶつかった人を見たら、
そばには中学1年生(推定)の男の子がいて、親子だとわかった。
相手は倒れていなかった。

 

倒れながら、今日はズボンを穿いててよかったと思った。

 

周囲が一生懸命に身体を起こそうと私の両脇を捕まえる。
身体が痛かった私はしばらく寝かせてくれ、と内心訴えていたのだが、
ふとここで自分が起きないと全員この場から立ち去れないという、
I am 主人公状態に気がついて、やむなく起き上がる決心をした。
正直言って立ち上がった時はくらくらした。
だけど私が落ち込んでると空気が悪いので、大丈夫ですよ、と言った。

ぶつかった女性がすまなそうにする姿を見て、
こういう事故ではむやみに謝っちゃいけないんだよなあ、
と思いながらも、「いや、たぶん、私が悪いです・・・」と小さい声で言った。

 

あとで、その話を知りあいに言ったら、
「すぐいい子ぶるんだから。バカ」
と怒鳴られた。

話は脱線するが、いい子ぶったのではなく、
自転車は自転車道があるわけではないから、ぶつかった私が悪い気がした。
謝るのはやっぱりバカだったろうか。そうだよな、やっぱりバカかな。

 

話を戻す。

 

結局、起こされた私は、女の人に「何かあったら連絡を」と紙を渡され、
「いらないですよ」「私が悪いとおもう・・・」などと言って、お互いにイエイエ、
などと押し問答をしていたら、騒動をみていたおじさんが仲介に入って、
「あんたも名前を言いなさい」だの、
「その紙、もらっといた方がええ。何があるかわからないからね」
というので、私はそうですか、と言ってそれをもらった。

 

世の中というのはこういう親切な人で成り立っているな、などと思いながら、
なんだかんだで家に帰ったら、その夜、熱が出た。
その場で救急車を呼ぶ機転がなかったことを少し悔やみながら、死ぬことを考えた。

日ごろ神様へ早く天国へ行きたい、と訴えている身としては、
助けてください、とは絶対に言えない。
なるようになれ、と、思った。 (=都合良く言うと、委ねる)

 

 

一応、親が悲しんだら困ると思ったので、わが人生に悔いなし、と遺言を伝えたら、
「そうね、(あなたは)確かにそうだと思うわ」と母親にカラリと返された。

 

 

それから数日だるかったり歩行困難が続いているが、どうやら大丈夫な模様。
いや、びっくりした。

(というわけで、もう大丈夫です。ご心配なく)

 

追伸:それでこの日記の一週間後にでも脳溢血で倒れたとしたらそれもドラマな気がするのですが、その場合はもちろん、わが人生に悔いなし、で(笑)。

前に向かって進め

 

 

「すなわち、うしろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向かって進み」
                                  (聖書ピリピ3:13)

 

 

神様が、過去に与えて下さった祝福、恵み、教えて下さったこと、
良くして下さったことは、決して忘れてはならない。

主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな(聖書)の通りである。

何一つ忘れてはならない。しかし、忘れるべきものがある。

過去の罪、失敗、罪責感で、今もさいなまれているなら、それは間違っている。
その罪を悔い改めたなら、神は完全に赦し、二度と思い出さないと言われる。
忘れると。完全な赦しを受け取り、前進すべきだ。

例え、失敗があったとしても、人生そのものに失敗したのではない。
誰しも失敗する。弱さゆえに必ず失敗する。失敗しない人は一人もいない。

転んでも再度立ち上がるべきだ。大切なことは失敗から学ぶことだ。
失敗から学べば良い。

信仰の父アブラハムも何度も失敗し、イサクもヤコブもモーセもダビデも失敗した。
しかし、彼らは皆、ヘブル11章の信仰の人々に名を連ねている。

モーセは自力で民を救おうとして失敗した。
荒野での40年を通して、砕かれ整えられ、出エジプトのリーダーとして素晴らしく用いられた。

ダビデも大罪を犯したが、真っ直ぐに悔い改め、赦しを受け取った。
ダビデの詩篇から受ける慰めと益は測り知れない。

私たちは赦しを受け取り、今、後ろのものを「忘れ」、前にむかって進もう。

 

 

 

 

今日読んだメルマガ。発行元は広島聖書バプテスト教会。

 

過去を忘れ、絶えず前進、あるのみ!

 

(なお、私はこの教会は全く知りません)

驚くばかりの恵みなりき

働くシングルマザーは大変だ。
先週の日曜日は中学3年の娘と母と一緒に、小学3年の娘の運動会を見に行った。
なにをかくそう、私は2児の母である。 

200905311003000.jpg 

 

 

とか言ったら、読者びっくりだな。

 

 

 

その日、本当のマザーは病に伏せっていた。私は代理ママ(のつもり)だった。

 

このマザー、私の知る限りではたくさんの困難に襲われているので
どんなに酷い顔つきをしているかと思いきや、いつも穏やかで清らかだ。
 

私はかねてから疑問に思っていることを、その日思い切って聞いてみた。

 

 

「喜代ちゃん、そんなひどい目にあって、どうして神様のことを恨まないの?」

 

 

 

彼女noこたえ

 

 

 

「だって、それを上回ってあまりある恵みをたくさん頂いているの」

 「自分が神様に愛されていることをもの凄く実感する」

 

 

 

彼女の姿は私にとって現代のミラクルだ。

 試練や困難がどう恵みになるのか、私たちには全くわからない。

週末お勧め映画☆スター・トレック(Star Trek)

thumbnail.jpg 左はスポック

今日から上映されるスタートレック。試写会見てきました。
ものすごく良かったので、もし以下に該当の人がいたらお薦めです。

 
・頭の中は仕事のことでいっぱい
・疲れている
・気分転換したい
・空想癖がある
・見終わった後にスカッとしたい
・初デートに適した映画を探している
・男(女)友達と一緒に見ても、目のやり場に困るシーンに遭遇しない映画を探している

⇒つまり、デートでも友達とでも楽しめる映画です。
  ただし一人で見るのはお薦めしません。
  見終わった後の興奮を誰かと分かち合えないのは、余りにももったいないです。

<ストーリー>

宇宙映画。詳細は劇場で。


<視聴後に得られるもの>

1)充実感、達成感
 一緒に出かけた友は、「やりつくした感があるよー」と悦に浸ってた ←が、何もしてない。

2)価値観の転換
 おかっぱ頭の男性って意外とステキ、と思うようになる。←スポック(準主役)ファンになった。

3)擬似体験
  宇宙に行って戦ってきた気分になる

<総括>

SF映画が特に好きでもなく、過去のスタートレックを一切知らなかった私でも、時間を忘れてあっという間に126分を過ごした、素晴らしき映画です!
ちなみに、これは映画館という大音響の場で見てこそ、の作品です。

この秘密は墓場まで持っていく

というくだりで、日経新聞の22日朝刊社説に【裁判員制度での守秘義務】に関する記事がある。

筆者は、裁判内容の守秘義務について、もし関係者がその内容を打ち明けたら刑事罰があることに対し、「これでは心の負担があまりに大きい」と憂い、森英介法相が発言した、『自然体で参加を』に関しては、「自然体を支える策が要る」と結んでいる。

まことに・・・

絶対誰にも言わないでね

と告白される話は、受ける方もツラいことが時としてあるのである。

ちょうど最近それについて考えていた私は、この記事を前にして唸った。

かと言って、打ち明ける側は自分を信用して話してくれたのである。

だから

誰にも言わないで、

とお願いされたら誰にも話さないぞ、と己に課し、
心の奥底にしまう。

だがそれは、秘密を知った故に振り回される感情があり、

ときにそれは重たいのである。

エンジニアの未来サミット0905/エンジニアサバイバル

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 超苦手な秋葉原に降り立つ私 by桜子

エンジニアの未来サミット0905 -業界をリードするギーク(=geek. コンピュータオタク)と若手エンジニアが結集して大いに語る!- という技術評論社主催のイベントが秋葉原で行われました。

私にとって、最も苦手な分野の技術、かつ最も苦手な場所の秋葉原に、2年前に桜子インタビューでお世話になった元ライブドアの弾さん山崎さんが喋る、というので出かけました。

ゲストチケットを頂きまして
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良いお席に感激。ありがとうございました!!

第二部のエンジニアサバイバルから弾さん&山崎さんが登場、だったので、そこからの拝聴です。m(__)m
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13:10~15:10
第一部:おしえて!アルファギーク─エンジニアが幸せになる方法
パネラー(敬称略):吉岡 弘隆(進行),ひが やすを,谷口 公一,楠 正憲)

15:30~17:30
第二部:弾 vs. 個性派エンジニア ─サバイバル討論
パネラー(敬称略):小飼 弾,閑歳 孝子,米林 正明,山崎 徳之,井上 恭輔,高井 直人
モデレータ:馮 富久(技術評論社)
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今回、感じたことは主に3点。

1)会場について 
エンジニア系集まりに参加したのは数える程ですが、伺って驚いたのは、以前お邪魔したあすなろBLOGイベントと比べて、パネリストと観客の距離が近く、思ったより狭かったこと(250人収容)。
その分、会場は観客と一体化しやすい環境ができるわけですが、最初はちょっと何を話しているのか、ついていくのにツラく、後半につれて良くなりました。

それは、途中で様々なパネラーが他人の発言についてフォローし始め、司会代行をしたせいですw また観客からの質問が純粋な良いものだったため、盛り上がりました。

2)パネルディスカッションの進行について
パネルディスカッションは、つくづくパネリスト全員の協力と会場の場を読む空気、が大事だと、技術とはゼンゼン違うところで、妙に関心しながら、勉強してしまいました。

それで、モデレーターの方がもう少し「パネリストに突っ込める」タイプであれば良かったと思います。(生意気言って、ごめんなさい。批評家はいつもラクですよね)

例えば、質問に対する答えがズレがちな高井直人さん(ギャグとか突っ込みはお上手でした)に対して聞き直せる、あるいは超個性派の弾さんに対しても、発言真意を汲みした上で、話の方向性を元に戻していく、

・・・とすると、あの場では弾さんと元同僚かつ年長の山崎さんが適任だった、というのが私の実感。彼がモデレータだともっと良かったかも、しれません。

※実際、失敗談に関する彼の生々しいコメントはウケていたので(笑)ああいう話を最初にしてから、「皆さんはどうですか?」とパネラーに聞けば盛り上がるかな、と。
※ただ、私なんかは幸いお二人の話を以前伺ったことがあるのでそれが分かるわけですが、知らなかったらツラいですよね。(というわけで、モデレーターさん、お疲れさまでした)

3)Ustream.TVを使った中継について
ニコニコ動画を1-2回しか見たことがない私にとって、生中継している放送と、視聴している感想をテキストにして同時配信しながら、目の前でトークが繰り広げられるさまは新鮮でした。

でも、弾さんがしゃべってるそばから、「弾さんキモい」っていうのって、どうよ?

私は胸が痛みました・・・。
それともエンジニアワールドでは、この言葉は誉め言葉なのでしょうか?

それと、言葉といえば意味不明だったのが「キズられる」
(それともあれは「DISられる」?zakiさん、あれは何ですか?いづれにしても、わからない言葉でした)

総括して、エンジニアとしての生き方の話でしたが、営業系の私にも通じる話も多々あって、物事の本質は同じだな、と感じました。

余談その1
ダメなエンジニアの定義で、「技術ができない営業などを上から目線で話すやつ」というのが出て、米林正明さんが「非エンジニアを否定する人」という発言には、激しく同意。
元バスケ部の私としては、バスケ部出身の米林さんへ桜子インタビューしたいです。

余談その2
会場からの質問ありませんか~?といわれた時、私は弾さんの頬にはなぜ2枚のシールが貼ってあるのですか?と聞きたかったんですが、誰もそこに触れませんでした。
皆さん、疑問じゃなかったですか?あれもまた、ギークの間では当たり前の行為だったのでしょうか。もし当たり前だったら、と思うと質問できませんでした。

余談その3
今回一緒に出かけた私の後輩が井上恭輔さんと知り合い、と判明。井上さんはガジェット作るの大好きと言っておられたので、ぜひ****とよからぬことをもくろんでしまいました。

余談その4
一週間でパールを覚えた、閑歳孝子さんの発言ですが、あのようにさらりと言うと、「桜子も(技術が苦手でも)やれば出来るだろ」と言われそうなので、発言には気をつけてください(笑)。

・・・・書き疲れた。

以上、色々と土曜に途中まで書いてupした後、読み返すとエラそーでなんかいやだな、と思ってエントリー削除をしたのですが、その間に読んでくれた人が「よかった」というメールをくださったので、思い切ってもう一回UPしてみました。

いやいや、批評家はラクで、イベントは大変なんですよね。

usual days

GWが終わった。
人によってはまだGW中の人もいるかもしれないが、とりあえず私のGWは終わった。

eyes0828.jpg

今朝の私は5時半に目覚め、
朝からコーヒーを淹れて朝食という、充実した時を過ごした。

だが、しとしと響く雨音に、出勤が億劫になった。
休もうか迷ってベッドに舞い戻ったが、結局、出社した。

早く着いたので、廊下へ出てぼーっと窓の外を眺めていたら、
給湯器付近から、男性社員と派遣女性のおしゃべりする声が聞こえてきた。

何を話しているのか分からないが、ときどき笑い声が混じっている様子からして楽しそうだ。

私はノロノロとした頭で、
「朝からテンション高いなあ・・・」
と思いつつも、

「やっぱり、お嫁さんをもらうなら、ああいう朝から元気な子がいいんだろうなあ・・・」
とぼんやり考えた。

それで、もしも自分が男だったら、「会社行きたくないよー」と妻に甘え、
「よしよし」などと慰められながら送り出されたい

とまで、考えた。

・・・草食系男子。いや、女子。