カテゴリー別アーカイブ: プライベート

FOUR SEASONS TOKYO

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大学3年の夏、ボストンで知り合った男子留学生は、

狭い部屋によれよれの服を脱ぎ散らかして、

いかにも学生らしい暮らしをしていたが、

月に1回は、うんとお洒落して、フォーシーズンズのバーに行くのだ、

と言って、

目の前でTシャツを捲りあげ、

アイロンがかった真っ白いシャツに着替えると、

車のキーをもった。

こういうところで要人と会う機会は多いし、

ビジネスチャンスを狙っているんだ。

と、言って、

ラウンジで熱っぽく話してくれた野心家の二人を、

フォーシーズンズを見るたび、思い出す。

夢は叶っただろうか。

春の週末

4月3日(土)
友達が、家から桜が見える、といってお花見の会を催し、お招き頂いた。

女性7人でのおしゃべりに、違う花が咲いた。

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4月4日(日)
銀座画廊で、友達の書を拝見した。

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イギリスへの道(2)

4月末にイギリスへ行くことになった、と書いたら、

たまたまなのか、会う人ごとに
「今度、イギリス行くんだって?」と話しかけられて、

読んでくださってる皆さん!
どうも、ありがとうございます!!m(__)m

気をよくして、さらにイギリス話の続き。

------------そもそもどうやって、イギリスの人と、知り合ったかといえば、

2001年の夏、親友がデンマークの人と結婚して、
200909020555001.jpg (式場はデンマーク)

新婦の友つながりで、出会った。

特筆すべき点は、
それ以来、一度も会っていない、
ということで、今度イギリスへ行ったら9年ぶりの再会、になることだ。

私たちは、手紙のやり取りすら、したことはなかった。
いわば、知人程度だったのに、どういう風の吹きまわしか、
一気に親友関係まで距離が狭まるのだから、大慌てである。

「住まいはどこ?」「何をしているの?」

なんといっても、私、あなたのことは殆ど知らないわ・・・!

私が彼女(ケイト)について覚えていることといえば、
1.ベッドの傍らでミューズリー(シリアル×ドライフルーツ)を食べてた
2.オードリーヘップバーンに似てる

それだけ。
(細い体の人のおやつはミューズリーなのね、と感心したから、
そこだけは妙に記憶に残っている)

話を戻す。

結局、それでわかったことは、彼女はニューキャッスルという北部に住み、
父親は別の所に住んでいて、仕事はしてないという。

母親はどうなのだろう・・・。そういえば、何歳だったっけ?

と、聞きたいことは色々あるが、
この期に及んでメールで尋ねるなんて、KYなことはできない。
私はまず、旅の日程を彼女と決めることにした。

どこへ行こう!?

私はもともと彼女の家に遊びに行く、と話したのだから、
ロンドンで2.3日過ごした後、列車に乗って訪ねて行くよ

と、言ったら、

いやいや、ロンドンのヒースロー空港まで迎えに行くよ、と言う。

これは例えて言うと、秋田に住む人が成田空港まで来て、
一緒に東京見学する、というようなものである。

-----ホント???そんなに付き合ってくれるの?

さらに、話を進めると、見送りもする、と言う。

(@@) ノー、ノー

秋田から成田空港へ迎えに来た後、一緒に秋田へ行くというのに、
さらに成田へ戻るなんて、親切すぎる。遠慮したのに、ぜひ、と言ってくる。

どうしよう~。

私はそれまで、彼女の人柄が全く分からなくて不安だったのに、
このやりとりで、すこぶる親切な人だと知って安心した。

思えば私の親友は、いい人を見分ける名人であった。

親友の夫も非常に優しそうな、ナイスガイであった。

今、彼女のおかげでその恩恵に与りそうである。

イギリスへの道

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先月、オランダやフランスへ出かけた。

旅先で撮影した写真をfacebook(mixi外国版)にアップしたところ、
それを見た、イギリス人の友達からメールがきた。

UKには来ないの?

それがきっかけで、4月末の航空券を試しに探してみたら、
予約がとれてしまった。しかし、ここまで旅が続くと、
単純に行こう、という気持にはなれなかった。

それで、後輩女子に相談した。
「こんなに旅行ばっかりしてて良いかしら?」

すると、彼女は息巻いて、断言した。

「桜子さん、いいです!じゃんじゃん、行ってきてください。
 私だって、結婚する前は年に5回も海外へ行ってました!
 旅行に全部、お金を注ぎ込みました! 行けるうちに、行った方がいいです!」

・・・そぉ?でも、なんだか私、ずっと行ける状況が続いてるんだけど・・・。

しかし、後輩が「行くべし!」等と言いながら、羨ましい~と、
私の気持ちを煽ってくれたので、やはり行くことにした。

見聞を広めることは、一生の財産につながるのだ。

ついでに、イギリス人友達が、
北部に住んでいるというのに、ロンドンまで迎えに来る、という。

かくして4月23日から5月2日まで渡英。37.gif

京都タクシーと私(その1)

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今回京都へ出張するにあたって、ふと思い出した。
そもそも、生まれて初めて泊まりがけで出張した先は、京都であった。

広告代理店に勤務していた頃、上司が私に言った。

「仕事が終わったら、観光してきていいよ。
 タクシーだったら、いくら乗っても構わないから。
 ただし、領収書をとっておけよ」

それで、私は言われたとおり実行すべく、考えた。
097.gif〝タクシーを使って効率よく観光するには?” 
すると「観光ハイヤー2.5時間 15000円」という看板が目についた。
京都には時間制のサービスがあることをそのとき知った。

黒塗りのハイヤーが、私を乗せて京都の祇園をかけめぐる。
右へ左へ、車が静かに走り出し、23歳の私は居心地が良かった。
白い手袋をはめた運転手さんが、大人のように私を扱い、丁寧に話しかけてくれる。
観光名所に停まれば、彼も私と共に降りたって、白い手袋をはめたまま、
うやうやしく、お付きの人らしく、私に傅いてくれる。

(なんだか、すごく、いい気持ち・・・!)

境内を見渡せば、、このような観光をしているのは自分だけのようであった。
心なしか視線も感じて、私は書きながらそのわけに今気付いたのだが、
そうだ、あれは、観光タクシーではなくて、ハイヤーだったからだ・・・!

しかし、そんなことは、その時は気づかなくて、優雅な時間とラブリーな体験に、
単純に喜んでいた。

後日。


 「バカ野郎!!」
 

と、大きな怒鳴り声が飛んできて、上司にものすごい勢いで怒られた。

 「いくら使ってもいい、とは言ったけど、(領収書が)1枚じゃねーか!
  どうやって、こんな額になったんだ!?」
 
 「え!?観光タクシー!? お前、自分で観光して、そのつどタクシー使えよ!
 こんなんじゃ、領収書、切れねーだろ!!!!」

 そのときの私は世間知らずだった。
 お金の出所や仕組みなんて何も考えず、ただ言われた通りをすればいい、
 と言葉だけを信じていた。

 若かった。

 ・・・本当に若かった。

 いまでも思い出す、京都タクシーの思い出である。  by桜子

 追伸:結局、自費清算しました・・・。

人生で最大の自慢話

私の友達(年収数千万クラスのビジネスマン)が,
日経平均株価よりも大事なことを話してくれたので、一見どうということのないネタのなかに
何か価値があるかもしれん、と思い、今日の日記を綴る。

先日、久しぶりにラジオ(AM)を聴いたときの話。

DJから「これまでの人生で最大の自慢話は何ですか?」
というお題が流れた。

この、とても軽い話なのに、なんだか非常に考えさせられる設問。

いったい何かしら!?

ちなみにリスナーは「露天風呂の温泉でアントニオ猪木さんとサシでお風呂に入ったこと」
と言った。
露天で偶然一緒になって挨拶したら、挨拶し返してくれたから、
裸の闘魂気合れ(別名ビンタ)を頼んだらしてくれた、それが自慢なんだと。

ふーん、と、お台所で食器を洗いながら、私はその回答を分析してみた。

・アントニオ猪木と  → 有名人と
・サシで裸の闘魂入れ  → 時間の共有、滅多に出来ない体験

ふむふむ・・・。
有名人に会うことや稀有な体験は自慢になるのね。

私だってホリエモンさん安部元総理に会ったけどね・・・。

しかし

人の話をすればキリがないので(有名人経験たくさんアリ)
私はウンウン考えて、自分の最大の自慢話はXXXXに選ばれたこと、

と思った。

しかしこの話、ラジオ局に電話して伝えたところで意味が通じないと思う。
そう考えて、電話するのは止めた。

さて、問題です。XXXXは何でしょう?

当たった人には豪華ランチです。
遠方の人が当たったら、なにか良いものをご提供したいです。

といっても、まあ、その答えは多分ブログには書かないけどさ、
皆さんの人生最大の自慢話は何ですか????

人生はオリンピック(織田信成の靴紐に学ぶ)

ここ2週間ばかり、熱や風邪で体調を崩している私。

身体が弱ると、気力も衰えてくるわけで、
近頃、読んだ本のタイトルは、
「なんのために生きているんだろう?」(文・こんのひとみ)
「きみが選んだ死刑のスイッチ」(著・森達也)。

私、三十過ぎて、一社会人として働いて、
聖書にも出会った(=人生の真理に触れた)というのに、

いまだに、

なんのために生きているんだろう、とか
人はしょせん死ぬのに何かを目指すのはナゼだろう、などと

考えても仕方がない(=命を断ち切れるわけでもない)
ことに思いを巡らせては、生きる希望が見い出せないでいる。

こういう悩みは、せいぜい思春期で終えるべきものであって、
私はとうの昔に考え尽くしたはずだったが、内館牧子著の
「エイジハラスメント」のせいで、再び疑問の芽が出てしまった。

このフィクションは、30代の独身女性が、いたるところで男性から
“異性としてみた場合アナタは無価値だよ”と揶揄されることで
やたらに自己卑下する物語である。

「この主人公の考え方って、異常・・・」

と、他人事で読んでいたつもりが、気がついたらこの価値観に毒された。
やはり、読むべき本はよく選ぶべきだが、時すでに遅し。
私は同じように独身である自分が、
老いてくこの先生きて、何の意味があるのか、と思った。
それで、話は冒頭に戻る。

悩む自分は、恵まれているからだ
(=生活に余裕がある、明日のパンに悩んでいないから悩める)
と反省した。

が、悩んでしまうものは仕方ないので
「なんのために生きているんだろう?」(文・こんのひとみ)を開いたところ、
“生きるというのはそれだけでいい”といのちの電話番号が紹介されていた。

なるほど、たしかに、

と思ったけど、

今日、私は気がついた。内心はそう思っていないことを。

とくに、自分に関しては何かを達成しないと生きる価値がない、
と思い込んで、自分自身を見つめていた。

それは、フィギュアスケート男子の部で織田信成が演技を中断したときだった。
靴紐が切れて、演技のやり直しを命ぜられたとき、私は思った。
メダル獲得はもう無理だから滑る意味はない・・・。

だが、織田は時間以内に靴紐を縛り直して、演技を再開した。

周りの観客は、アクシデントを乗り越えて、力強い演技をした織田に感動し、
私も感動した。

そして、

滑る意味はない、と思ったくせに、もしも自分が織田だったら、
同じように必死に演技をするだろうと思った。
そのとき、メダルのことなんかより、ただ、ただ、立ち上がるのみである。

それで私はハッとした。

人生も同じなのではないだろうかと。

やりつくす、ということが大切だし、
どんな場面においても、全力を尽くすという心は、
人として失ってはならないのではないだろうか?

してみると、私はさながら、
神様から見てオリンピック選手のフィギュアスケーターで、
人生はリンク場だと。

順位が何位であろうとも、
私は今の時代に生き、存在し、スケートリンクで躍っている。
私がすべきことは、与えられた時間の中で、踊りつづけることである。

観客席に神様がいる。

そうして一生懸命に生き抜いたら、織田が拍手喝采で迎えられたように、
私も神様から拍手喝采で迎えられるのではないだろうか。

そして、それが天国という場所ではないだろうか。

私たちは死の寸前まで、生き抜くという姿勢を試されているのである。
生き抜かなくてはなるまい。

桜子絵日記その2

昨日アップしてみた絵日記に触発されて、
昨日の出来事を家に帰ってから描いてみた。

時計を見たら1時半だった。

こんなことをしていて、(時間の)ムダか?とも思うけど、
楽しかった。

カツマーさんからは、こんなことより収入増の資格取得を推奨されるだろうけど、
私にはこういう(無駄と思える)のんびりした時間を過ごすことが何より楽しかったり、
ほっとする。

というわけで、本日の絵日記へGO!

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次は、罫線が入った画用紙でなく、まっさらの紙に書くことにしよう。
もうちょっとペンも選ばなくては。

恥ずかしい日記

今日はちょっと恥ずかしい日記・・・。emoji125.gif

欧州から帰ってきて、ぐったり疲れた私は、
「もう当分、飛行機(の旅)はしなくていいな・・・」などと
旅の達人風な気持ちで成田空港から帰宅した。

すると、自宅の部屋の机の上に、白い画用紙が一枚置いてあった。
ゴミかと思って裏返したら、そこには絵が描いてあった。

なんと、私が高校3年から大学に進学するときに、
誰に見せるともなく書いた絵日記。

家人が私の留守中、机の上に置いたと思われるが・・・

読んでみると、は、恥ずかしい!!!
しかも、テーマは 「ビバJRの旅」!!!

この頃から、VIVA!(ビバ)って言葉が好きだったんだ~と思いつつ、
マンガを見てみたら、こんなに旅が好きだった自分を発見。

神様、もう飛行機はいい、なんてナマ(意気)言って、ごめん。

というわけで、
一緒にカナリ恥ずかしい日記を見てみましょう♪

Start ↓
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マンモス、とか
いま読むと、ほんと顔から火が出そうなくらい、
古くて恥ずかしいギャグ。

だけど、つい載せてしまう私。

だって、記念モノだもん♪