イギリスへの道(2)

4月末にイギリスへ行くことになった、と書いたら、

たまたまなのか、会う人ごとに
「今度、イギリス行くんだって?」と話しかけられて、

読んでくださってる皆さん!
どうも、ありがとうございます!!m(__)m

気をよくして、さらにイギリス話の続き。

------------そもそもどうやって、イギリスの人と、知り合ったかといえば、

2001年の夏、親友がデンマークの人と結婚して、
200909020555001.jpg (式場はデンマーク)

新婦の友つながりで、出会った。

特筆すべき点は、
それ以来、一度も会っていない、
ということで、今度イギリスへ行ったら9年ぶりの再会、になることだ。

私たちは、手紙のやり取りすら、したことはなかった。
いわば、知人程度だったのに、どういう風の吹きまわしか、
一気に親友関係まで距離が狭まるのだから、大慌てである。

「住まいはどこ?」「何をしているの?」

なんといっても、私、あなたのことは殆ど知らないわ・・・!

私が彼女(ケイト)について覚えていることといえば、
1.ベッドの傍らでミューズリー(シリアル×ドライフルーツ)を食べてた
2.オードリーヘップバーンに似てる

それだけ。
(細い体の人のおやつはミューズリーなのね、と感心したから、
そこだけは妙に記憶に残っている)

話を戻す。

結局、それでわかったことは、彼女はニューキャッスルという北部に住み、
父親は別の所に住んでいて、仕事はしてないという。

母親はどうなのだろう・・・。そういえば、何歳だったっけ?

と、聞きたいことは色々あるが、
この期に及んでメールで尋ねるなんて、KYなことはできない。
私はまず、旅の日程を彼女と決めることにした。

どこへ行こう!?

私はもともと彼女の家に遊びに行く、と話したのだから、
ロンドンで2.3日過ごした後、列車に乗って訪ねて行くよ

と、言ったら、

いやいや、ロンドンのヒースロー空港まで迎えに行くよ、と言う。

これは例えて言うと、秋田に住む人が成田空港まで来て、
一緒に東京見学する、というようなものである。

-----ホント???そんなに付き合ってくれるの?

さらに、話を進めると、見送りもする、と言う。

(@@) ノー、ノー

秋田から成田空港へ迎えに来た後、一緒に秋田へ行くというのに、
さらに成田へ戻るなんて、親切すぎる。遠慮したのに、ぜひ、と言ってくる。

どうしよう~。

私はそれまで、彼女の人柄が全く分からなくて不安だったのに、
このやりとりで、すこぶる親切な人だと知って安心した。

思えば私の親友は、いい人を見分ける名人であった。

親友の夫も非常に優しそうな、ナイスガイであった。

今、彼女のおかげでその恩恵に与りそうである。