「パワー・フォー・リビング」って何だ!?(3)

ググると、新聞やブログ記事が見つかるものの、いずれもアウトラインであって、本の内容は少ない、パワー・フォー・リビング。それなら、私がその内容に触れようじゃあ、ないか。

銀座線内にて青い本を開く。なんとなく周囲が気になる。(宗教っぽい人と思われたら恥ずかしい。)でも、この本は至ってシンプル。凝った装丁はなく、実際開いても誰も気に留めない。(そりゃ、そうか)

1ページ目。
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「神様のことばは生きていて、力にあふれています。」へブル4章12節
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目次。
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1.目標にたどりつく
2.あなたは神様にとって特別な存在です
3.神様との関係を正すには?
4.成長し続けるには
5.聖書とは何でしょうか?
6.聖書を自分の人生の一部にするには
7.まとめ
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色んな紹介文にもあったが、成功を手にした8人が紹介されている。
久保小百合さん、トレイ・ヒルマンさん、などなど。

ただ、ここで言う成功とは、一般的なこの世での成功(冨・力・名誉)とは異なっている。真の成功とは、神様と出会うことが出来、そうして人生を歩むことこそ、成功と定義している。
つまり、人生の目的とは、創造主である神様と出会い、自らの生涯を1人で歩むのではなく、神様と共に歩む、それこそ大きな意味がある、であろう。

興味深かったのは次の図である。
右が、自分で方向を定めていく人生。左が、神様に方向を定めていただく人生。
200702131418521.jpg

自=自分。T=キリスト。・=関心事。

【右】円の真ん中にある椅子に自分が座っていて、端っこにキリストがいるのがわかる。このような状態の場合、王座は我にあり、ゆえに関心事を決めるのは私、ということで、注意書きには「それにより不和や挫折にいたることが多い」と書いてあった。

【左】キリストが椅子に座っていて、自分の人生の王位に就いている。自分はキリストに王座を明け渡している。キリストが関心事を決める。そのため神の計画との調和がとれている。

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どちらの円があなたの人生をよく表していますか。
あなたは自分の人生を表す図としてどちらを望みますか?
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と結んである。

これを見て、私は大学時代を思い出した。当時のBFは私の話を聞いてこう言った。「たぶん桜子の話は、そうなのだと思う。でも、俺は自分で限界まで頑張りたい」・・・そして去っていった。(遠い目)
周囲には野心溢れる人が割合と多くて、たいてい彼らに話すと、ウン、そうかもね。でもね、僕は・・・となっていった。なぜならば、、、

そう、神様に頼る人(特に男)は=弱いと、いう思い込みがあるみたいだった。

けれども、それは本当にそうだろうか??

私はここでインディージョーンズの見えない橋を例えにあげたい。
映画インディ・ジョーンズ「最後の聖戦」で、主人公が最後の難関で見えない橋を、そこにあると信じて一歩を踏み出すとき、あら不思議、橋があるではないか、というあの場面だ。

神様を信じるというのは、あれに似ていると思う。つまり、目に見えない神様に向かって、「なんかわからないけど、あなたを信じます」、と【人は心で信じて義と認められ、口で告白して救われる】の言葉を実行すると、神様と私の橋が瞬く間にできるのだ。

映画を観ていれば、目に見えない橋は実はあるのだ、と分かる。
しかし見ていない者にとっては、それはとてつもなく大きな恐怖である。だって、もしなかったら、奈落の崖に落ちて死ぬかもしれないんだよ!?

神様を信じるっていうのは、実にそれと似ている、と思う。
弱くては踏み込めないのだ。