white coated lamb

日本一毛刈りが速い男、大石駿FromNZ

毛刈りってなんやねん、と思った。

羊の毛を刈る職人が、日本人でニュージーランドに居る、という。
腕前は、日本一。2分で羊一頭の毛を刈るスキルの持ち主は、今春、来日して講習会を予定。
おかげさまですでに満員という。


「駿くんに会えるように、祈ってます」
そんな情報の主は、以前インタビューに応えてくださった、その51:サーヴァンツ・インターナショナル創業者・相談役 古田稔氏。
「棺桶に、片足つっこんでる」と、病床からわざわざ「それぐらいかなあ、僕が出来るのは」と、稔氏。私、何もお願いしていないですが、うっ、うっ、古田さん。優し過ぎる。この感謝をどう伝えればいいか・・・!

そういうわけだから、駿さん、私たち、会わないといけません。

という、熱意が通じたかは分からないが、普段はニュージーランドの南島で暮らす彼が、ちょうど北島のオークランドに仕事で来ていて、タイミングよく、私たちは対面できた。

写真撮影後、私が、携帯の写真を見せて、
「この写真…ズボンの紐、ちょっと気になったりします?撮り直す?」
と、聞いたら、

「いや、僕、そういうの、全然気にしないんで、いいです、ハハハ」
と、駿さん。


シルビアパークのベンチに座り、お茶をしながら、私たち家族と一緒に、いろんな話をした。
ここでの暮らし、羊の毛を刈る大会の話、首相と話した経験や、ニュージーランドにおける子供の学校選び、とか。

「オークランドより、クライストチャーチがいい。学校の子どもたちは、農家の子供たちだから、いじめもない」
というような話を聞き、次にニュージーランドへ行くときは、私たちは南島へ行こうと考えた。


by桜子

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