3年後の平成30年度から、小学校の「道徳の時間」が「道徳科」に変わるという。
(NHK19時のニュース道徳の新学習指導要領案まとまるより)
早期いじめ対策の意味合いから道徳の授業にメスをいれたようで、背景は「道徳科」設置を急げ/渡邊毅(公立中学校教諭) に述べられているが、具体的な指導を聞いて、のけぞったと同時に怒りが湧いた。
▽小学校1、2年生で「自分の好き嫌いにとらわれないで接すること」
▽3、4年生で「誰に対しても分け隔てをせず、公正、公平な態度で接すること」
これを純真な子どもに強いるのか?
大人でも実現が難しいことなのに、大人が上から目線で子どもに「やれ」と指導するのか?
びっくり仰天。作った人は誰なんだ!??
良質な先生が指導者なら、それでいい。
だが、もしも「先生」と呼ばれることに胡坐をかいた、勘違い社会人が教壇に立ったらどんな授業になるのだろう?
小学校1.2年で、早くから表面だけを取り繕う人になれ、と指導するのか?
小学校3,4年で、分け隔てをしない人間関係を構築せよ、と指導するのか?
おかしいでしょ!
そんな世界はユートピアだよ!!
私はそんな教育がこれからわが子に繰り広げられるかと思うと、とてもとても恐ろしく、
そんなことには目をつむって子どもを公立に行かせればいいのかもしれないが、なんだかそれを聞いたとたん、日本は本当にダメだと思った。