わが家では食事の前に神様へ感謝のお祈りを捧げる。
お祈りというと有名なのは、
天にまします我らの父よ、
だが、うちでは好きなことを言う。
それで、娘は精神状態が良いと、べべがお祈りする!といって家族を代表しお祈りしてくれる。
今朝はそういう朝で、娘が祈った。
私達家族の事、
主人の社員のこと、
主人のお友達のこと、
自分の保育園のお友達のこと、
お隣に住む美容師さんのこと、
みんなの健康守ってくらはい、
と祈るようになった。
いつの間にか、娘が祈りたい人が増え始めて驚かされる。
彼女が自発的にしているからだ。
そして悲しそうに、あのね保育園では食事の前にお祈りしないの、と眉毛をハの字にさせた。
先生に言おっか?
と、娘が上目遣いで私に尋ねるので、
いやいや、それはやめといた方がいいよ、と言いたい言葉をのみ込んで、
「うーん、、保育園の先生は神様を信じてないから、お祈りしないのよ。
世の中には神様を信じている人といない人がいるのよ」
と説明した。
娘は、うーんと黙ったまま、なにか考えているふうだった。
いつかこの子が気づく日が来ると思っていたが、ついにその日が来たかと思った。
この子はこれから沢山、わが家との違いを外で見ていくだろう。