5人分のお皿と客人へのお茶出し

去年、浜田山の実家を壊して、わが家が建て替えるという話が持ち上がった。

結局、母が病で倒れたため、その話は頓挫した。

が、わが家は建て替えるかも、ということで、某住宅メーカーと打合せし、着工前なら全額返金するからと言われて、特約を付けて事前契約を締結した。

12月に母が倒れたため、暮れに契約解除を申し出たら、3月になってやっと連絡が来て、なんと請求書を渡された。
なぜに?!!

聞いてないとプンプン怒る私に対し、内訳はどうなの?と冷静な夫。

また出直しますと、若手営業マンは帰って行き、その約二週間後の今日、夜8時に上司を連れてきた。

大人たちが議論する内容を聞かざるをえない4歳の一人娘。

私が怒る姿も見ただろう。

私に電話がかかってきて、席を離した隙に、全員分のお食事を用意して、さらにお客様二人へ本物のミネラルウォーターをお出ししていた。

  
めっちゃ感動した。

険悪な雰囲気を和ませようとしたに違いない。

夫に聞くと、「お客様だからお茶だしていい?」とべべが小声で聞いてきたから、いいよ、と言ったんだと言う。

ジーン。

結局、話は折り合わず、お帰り頂いた。
帰ってすぐ娘に、「さっきの話はケンカじゃないよ。お仕事のお話なんだからね、いい??」

というと、

「知ってるよ、知ってるよ!」

と、私のことをうざそうにして、走っていった。

娘よ。あまり、早く大人にならないでくれ。

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