東急百貨店おもちゃ売り場でサンタクロースサービス

最近、娘は友達と遊ぶのに忙しい。
親としてはありがたいことである。この日は、クラスメイト宅に午後お呼ばれしたので、夫とそれまでデパートで買い物でもしよう、と松濤にある東急百貨店の本店まで、夫と私と娘の三人、自転車で出かけた。

渋谷の街を自転車で?と思う人もいるかもしれない。
私も最初、電動自転車を初めて買ったときは、渋谷のどこを走れるのだろう、と思ったものの、自転車に目をとめると、走る人は意外と多かった。
自転車=車道、という原則を知ってからというもの、109のスクランブル交差点を自転車でスイスイーっと、初めて走ったときは、我ながら内心、ヒエー、と思っていた。
後ろで歩行者が「すげー」といってる声が聞こえ、本当のことを言うと、私も怖かった。以来、車道を走れるとはいえ、なるべくスクランブル交差点は回避し、渋谷の街を移動している。

 スクランブル、といえば、最近オープンしたスクランブルスクエアは、ラグジュアリブランドのテナントが多数入っている、訪日観光客のための豪華なビルである。わが家は、「せっかく渋谷に住んでいるんだもん」ということで、オープン翌日さっそく見に出かけたが、最上階にある展望台に家族で行くと5000円、しかも滞在時間はわずか20分という制限により、行くのは見送った。ずいぶん良い、観光名所が渋谷に出来たとは思う。外国の方々にはぜひ、多数訪れていただき、日本にお金を落としていってほしいと思う。

で、話を老舗の東急に戻す。

ここの六階は、渋谷で唯一子供服が売られているフロアである。だが、昨今の少子化のせいか、全フロアが子供向けでなく、総面積の1/3程度である。隅っこに、おもちゃ売り場がひっそりあって、何か娘の好きそうなものがあるか、探してみた。所せましと、赤ちゃん用品からリカちゃんグッズまでそれなりに並んでいたが、娘の欲望を刺激するものはなかった。

懐かしの、お米のおもちゃ。義母が買ってくれたなあ、と懐かしい。最新版のお米玩具だ。

でもひとつ、面白そうなものをみつけた。サンタがここで買うと、プレゼントを家まで届けてくれるという。ワオ!

それなら何か買っちゃおうかな・・・と思ったものの、どんなサンタが来るのか、とても気になった。
もしも、白ひげサンタに、黒い眉毛のお兄さんが来てくれたら、サンタがいないと娘にバレちゃう。

結局何も買わず、この日は帰宅した。

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