過日アクセス高になっていた、この記事、「ご近所、異臭騒ぎ」。
15年以上ブログを続けているので、書いた私でさえ、タイトルを見ただけでは何を書いたか覚えていない。読んでみたら、私の独身時代に体験した近所の8050問題に似ていた。
当時、8050問題、という単語さえなかったと思うが、
これは現在だと、「80」代の親が「50」代の子どもの生活を支えるという問題(NHKのHPから引用)である。
私の体験は、その関係が逆転したある家族の実話であった。
「ご近所、異臭騒ぎ」を初めて書いたときは、ただ自分の目の前で起こったセンセーショナルな出来事を言いたくなって書いたのに、結果として「ご近所、異臭騒ぎ」(中編)(後編)と、話は3段階に及んだ。もし時間があったら、ちょっと読んでもらいたい。(ちゃんとオチがあった)
というのは、あれから何年もたったのに、最近、このお兄ちゃんから電話が、実家の母にかかってきたというのだ。
「お元気ですか?」というご挨拶だったそうだが、そのあと、お兄ちゃんが言ってきた話はこうである。「最近、知り合いから某宗教を勧誘されるけれど、しつこくて困っている。僕はどちらかというと、キリスト教の方が良いんだけど…」と、母に訴えてきたらしい。
かくして、お兄ちゃんと母は今夏、思いもよらず再会し、聖書の話を聞く集まりに出かけて行ったそうだ。
私たちからしたら、遠い昔のお兄ちゃんでも、神様から見たら、今もつながっているお兄ちゃんなのだ、と感動した。