月別アーカイブ: 2018年1月

平日の手づくりバレンタインスイーツ

時短勤務の醍醐味、それはフルタイム社員よりも日常に余裕があること。

だがしかし、私は時短を頂いているとは思えないほど、毎日せわしくて、なぜだろう?と日々、思う。

いったい、世のフルタイム社員は、どうやって育児と家事を両立させているのだろう。

だが、そんな私も、時には何もかもが上手く行く日がある。それが今日だった。

食後、娘とデザートを手作りしたのである!!

理由は簡単で、

①夕飯の献立が決まっていて下ごしらえが出来ていた。

②仕事帰りに真っ直ぐ保育園に向かったので時間の余裕ができた。

③娘の「今日はケーキを作りたい」という帰り際の急なリクエストに応えられる、アイデアがあった。

それがコレ↓

先々週から用意していた、お菓子作りの材料

スポンジ部分だけ、ホットケーキで手づくりしたが、あとはレンジでチンしてデコるだけの簡単メニュー。

今日はちょっと、上手くいった!!

娘も大喜びしてくれ、ママはハッピーだ!!

東京に雪ぞ降りけり

朝。

雪だ〜!

と喜ぶ在日ウガンダ人のママ友からラインが何枚も来た。

息子に雪遊びを体験させたい、と私たち家族に、子供だけでもスキー場へ連れてってくれ、と懇願していた彼女。

結局、息子さんが娘より1つ年下であり、日本語が全く出来ないこと、また何よりも事故や怪我があっては大変、と私たちは残念ながらノーと答えた。

だが、ちゃんと、 神さまは彼らの願いをすぐに聞いてくださった。

今日の交通機関は大混乱の予想だが、神さまを信じるウガンダファミリーにとっては、ハレルヤ!である。

私をスキーに連れてって2

翌朝、スキーやりたくない、と娘。

楽しい朝ごはんは、どこへやら?

ぐずり出す娘と、それに対応する夫。平日は私が対峙せねばならないが、休日は夫に任せられるので、私はいくぶん気楽だった。が、娘にとっては相手がだれであろうと、衝突は苦痛なようで、午後になって始終、パパと二人きりで遊ぼうとしていた。

そんな様子を見て、なぜ?と聞いたら、

「朝パパとぶつかったから。ママとは今朝は何もなかったでしょ?
だから、今日はママとはいっしょにいなくてもいいの。
……私、誰かとぶつかると、それずっと覚えちゃうの。
だから、そう言う日はそのあと、ずっと(ぶつかった人と)一緒にいたくなっちゃうの」

と言っていた。

関係修復を無意識に試みている、大人なわが子にビックリ。
この性格は誰の血だろうか?

保育園でもきっとそうに違いない、と思った。

私 「あのね、嫌なことがあってずっと覚えていたら病気になっちゃうよ!」」

娘 「え?!ほんと?!」

私 「ほんと、ほんと。心が病気になる人いっぱい、いる。もう、忘れた方がいいよ」

娘 「でも、覚えちゃうの!忘れないの!!」

結局、娘は午後ずっと夫とスキーのリフトに乗っていた。


※やりたくないと言ったものの、スキー場に着いたら急に気を取り直し、やり始めた。

九州から修学旅行で来ていた高校生たちが、「すげー、あの子!」

と、娘が山上から滑り降りてくる様子に歓声を上げていた。

私も、すげー、成長したなぁ、とわが子の逞しさに感慨深かった。

私をスキーに連れてって

「ニュージーランドに戻ってきました!」と、夫が運転しながら窓の外を眺めて言った。

私の眼には全く似てないのだが、ここは渋谷から蓼科に向かう、中央道から景色だ。時刻は朝8時、目的はスキーである。

東急ハーヴェストクラブ蓼科に毎冬出かけるようになって3年目。東急の保有するスキー場はこじんまりしていて、初心者にはちょうどいいサイズ。

勝手な親のエゴで、来るたびに娘はスクールに入れ、体験させている。

6歳になり、体力もついてきたので、初のキッズレッスン1日コースに預け、最初はフラフラとしていた娘も、昼にはリフトに乗って滑るようになった。

*しかも、安心のマンツーマン指導。

だがランチ後は、「死にそうなほど疲れた、レッスンやりたくない」と彼女。

それでも先生が待ってる、の一言でなんとか1日、頑張ったのである。

2018年・仕事初め

朝の新幹線から眺める景色は綺麗だ。

今日は品川駅から新富士駅まで新幹線で行き、明日の夜に帰宅する。

出張があると前から夫には話していたので、準備は万端だ、と思っていたけど、今朝娘の体温を測ったら36.8と体調が良くない。

今日は保育園でお出かけと言われ、朝から水筒やレインコートを用意したが、こんな日はそんなアクティビティが少し恨めしい。

はたらいて、笑おう。

去年見た、新幹線内のポスター。

あのときは、すごく良いなと思って眺めたけど、こんな日はどうも、笑えない。

しばらくして、夫からメッセージが来た。

「べべ、37度。保育園休ませる。家で仕事するから、大丈夫。」

うちは、夫が融通が利くから助かっている。こういう時、サラリーマン夫婦だと調整がさぞ大変と推察する。

仕事させてくれてありがとう

と、無意識に心の中で呟いて、こんな自分にハッとする。私、やっぱり仕事があることが自分にはありがたいと思っている。

まあ、あんまり大したことしてないのだけど、働かせてもらえる会社があり、機会を頂けるのは、感謝なのである。

というわけで、今年も仕事を続ける。新しい年に多くの幸がありますように!

Tekapo Springs at Lake Tekapo

テカポ湖の朝。雨予報は外れ、空はみるみると晴れてきた!

やっぱり神様は素晴らしい。ここには星空を見に来たんだもの。晴れてくれなくっちゃ、困る。

朝11時に頼んでいたシャトルバスに迎えに来てもらい、Tekapo Springs人工温水プールへ。(10時〜21時まで営業)1人27ドル。

このプールで真剣に泳いだらバカだよ、と昨日会ったニュージーランド人は言ってた。

実際、温度は37度と暖かく、外が寒い分、温泉に浸かる感じ。

ランチは食べ物持ち込み禁止の併設カフェで頂く。キッズプレート10ドル。ジャンキーランチ。帰り、プールのスタッフが送ってくれた。私達が明日には帰ると知ると、3分いいかい?とマウントクックの場所やヘリを楽しめることも教えてくれた。

大人ひとり約500ドル払えば、マウントクックまで連れて行くことも可能だそう。

晴れたテカポ

今夜は星空が見えそうだね。

帰宅後、薪をくべた。

こんな生活、日本じゃなかなか味わえないと、パチパチと燃える木の音を楽しんだ。

19時。今夜はテラスで夕食にした。

23時半。

空は満天の星空で、いままで観たことのない夜景が怖くてたまらなかった。

星空が、間近に迫ってくるようで、この世のものと思えなかった。

夫はダウンを着て表へ出て行き、天の川が見えた、と言っていた。

私は怖いのと眠気で、早々にベッドに潜り込んだ。

世界で一番星空が美しいテカポ湖へ

翌日、朝から雨!あれ、ニュージーランドって、今は夏じゃなかったっけ?

慌てた私はフロントに交渉すると、なんなくタクシーを頼めることがわかり、なんだそれならもっとたくさん乗れば良かった、と思った。

閑話休題。呼んでもらってPublic bus interchangeに向かった。が、受付嬢にテカポ湖へ行くと告げたら、それならCanterbury Museumのバス停だと言う。

知らなかったよ!長距離バスのIntercityのウェブには乗り場の地図がないんだもん!

大慌てで再びタクシーを呼んだら、また同じ運転手さんで、ハローアゲイン、などと母がギャグを言い、皆で飛び乗って、ちゃんと間に合った。

バスは、クライストチャーチから3時間半揺られて、世界遺産に登録されている星空の美しい街、テカポ湖へトイレ付きバスなのに、施錠されていて使えないというありさま。運転手に聞いたら、知らない、と言われてビックリした。車内アナウンスがあり、そろそろトイレ休憩というので、ホッとしたら、そこから1時間ほど経過してやっと停車した。なぜだ?!

やっぱりここは外国だ。サービスは、日本が一番だ。

車内、娘が何度も吐いて可哀想だった。

私は、娘の看病をしながら、もしもバスが一刻も早く到着するなら、トイレも我慢できるかもしれない、とバカなことを考え、そんな自分にしみじみと、母になったなぁ、と感じた。

Discovery Tekapoで宿の鍵をもらい、オーナーの息子さんに運良く車で送ってもらって家に着いた。一軒家を借りた。2ベッドルーム。庭付き、バーベキュー設備付き。Wi-Fiは飛んでない、と言われたが、使えることになっていた。

ここで初めてインターネット環境が抜群に良くなり、母の携帯に着歴があった。

慌てて国際電話をかけたら、岡山の大叔父が昨夜、召されたと言う。

実は海外旅行に行く2日前に、大叔父が危篤の知らせを受け、大変なショックを受けていた。だが、持ち直した、と聞いていたのだ。

母は天国だから、悲しくないと言ったが、私は91歳で洗礼を受け、97歳まであと1カ月という中で、ボケることなく生きた大叔父に二度と会えないと思うと、最後にひと目会いたかった。

本当は母も会いたかったはずで、旅行中は、これおじさんが好きだから、と綺麗な絵葉書を一枚大切に買っていた。

奇しくも、元気になった娘が、夕方に雨の止んだ外に出て、夫と近所で摘んだ花が、大叔父への葬いのようであった。

夕飯は、夫が白身魚を調理し、ワインはシャルドネを選んだ。

その間、私は家の洗濯機を回し、

「なんだか、ニュージーランド人になった気がする」

と鼻唄を歌っていたら、「体型もね」と言われた。うーむ、確かに。

夜9時20分。

母が散歩から帰ってきた。

こちらの夜は明るく、10時にやっと暗くなる。

クライストチャーチ植物園.Christchurch Botanic Gardens

クライストチャーチの見どころといえば、ココだそう。来るまで知らなかった。

21ヘクタールの広大な敷地と、世界中から集められた花や緑の美しさは確かに必見。芋虫バス(キャタピラー)に乗って散策。1人20ドルで、ドイツからの観光客とわが家で楽しんだ。

必見の温室。国の象徴のひとつ、シダのシルバーファーンも見られる。

ランチ