日別アーカイブ: 2016年5月31日

クラスで誰が一番可愛いか?〜女子トークの始まり〜

書きついでに、もう一つ4歳児の話。

昨夜もまた、真っ暗な寝室で眠りにつく前に、
娘がボソッと「Bちゃんが一番可愛い」と、クラスメイトの名をあげた。

誰々が一番可愛い、という表現を娘の口から聞いたのは初めてだったので、
なんでそういうことを言うのか尋ねると、これまた、
「Cちゃんが、ベベは可愛くないって」と言う。

このCちゃんは、先日娘のことを可愛いと言っていた5歳児だったので、
それを聞いて、(ははーん、降格したな)と思うと共に、
“誰が一番可愛い”、という女子特有の可愛いバトルが4歳児にしてすでに始まっていることに
可哀想になった。

娘よ、大事なことは外見より中身である。

だが、この使い古された言葉も、『人は見た目が9割』のこの世では説得力にかける。

しかし、上っ面な人間になってほしくない。

そこで思い出した、娘の好きなSMAPの「世界に一つだけの花」

♪ナンバーワンにならなくてもいい、もっともっと特別なオンリーワン

昨日ほどこの曲が素晴らしいと思った日はないかもしれない。
この話をすると、娘はようやく私の言わんとすることに理解を示した。

マッキーこと、槇原敬之(作曲・作詞)に大感謝である。

幼児のイジメ問題を考える〜いじめる子、いじめられる子〜

今日、小学校4年生の男の子が「死ね!」とクラスメイトの男の子に言われて、いじめられたという話を聞いた。

「冗談でしょ?!」
とのけぞった私に、本当よ、と渋谷のマダム。
私の認識は甘いのか。いまはそれが普通らしくて、そういう激しい言葉が小学校で飛び交う。
私が小学生の時、そんな言葉はなかった(と思う)が。

夜、4歳の娘ベベを寝つかせると、真っ暗な暗闇の中で
「ママあのね、今日もAちゃんがね・・・」と、
保育園でAちゃんがべべのことをバカと言い、ぶったり蹴ったりした、と毎度の報告を聞いた。

Aちゃんは、娘が3歳の頃からそういうお嬢さんで、体も娘より大きく、
でもまだ子供だし、たぶん根はきっと良い子なはず!と、今日までは思っていた。

「きっとべべのことが好きだからいじめるんだよ〜」

と毎回、明るく励ましていたものの、今日は初めて

「『いーれーて』と言っても、私だけ遊びにいれてもらえないの。
どうしてって聞いたら、ベベのことが嫌いだから、と言われたの」

と告白され、軽い胸騒ぎを覚えた。
もしかして、Aちゃんは本気で娘をいじめているの?!
だって、男の子と違って、女の子はメンタルの成長が早いもの。

ちなみに、娘は一人っ子だ。
保育園に入るまで『バカ』という単語すら知らない育ち方をしている。
一方のAちゃんは兄弟が多く、バカはもちろん、いじめ慣れしている。
エラい違いだ。
だからといって、私は娘が2歳で保育園デビューするまでバカを知らない世界にいて
良かったと思っているし、平気でバカと何度も言う幼児はちょっとどうかと思う。

ネットで調べたら、いじめについてこんな記述があった。

いじめる人
○いじめられてきた(から、いじめる)人
○悪い手本に影響された(親や兄弟などが他者にどう接しているかをみて、同じ接し方をする)人
○弱さをかくして強そうに見せるため

いじめられる人
○孤立している人
○みんなと違う人(外見、人種、障害、宗教)
○自信のない人

いじめられたらどうしたらいいか(対処法)
○感情的にならない
○仕返ししない
○前もって避ける
○軽く流す、かわす
○予想外の受け答えをする
○相手にしない
○誰かに話す

なかなかいいことが書いてあったので、拾い書きして、紹介しておく。
引用元はちょっと宗教関係のサイトだったけれども。。。
(ちなみに、そこと私は全くの無関係ですので誤解なきよう)

ちなみに先ほどの小学4年生の渋谷マダムは、幼いうちは親が介在できるからまだいい、
これから先は親が介在できなくなる、と言う。

やはり、子供には圧倒的な賢さを身につけてほしい、
心から祈るばかりである。