日別アーカイブ: 2014年12月19日

忙しい時の頭の整理の仕方

先日の研修ブログを読んだ方から中身を知りたい、という声を受けた。
そのものずばりは書けないが、それで体得した(つもりの)私の話なら公開してもよかろう、と思い、書くことにする。

忙しい毎日、気がついたらやろうと思っていたことが出来なかった、ということが日常多々ある。
もしかしたらそれは、次に紹介する話が解決のヒントになるかもしれない。

朝目覚めた瞬間から私たちの選択は始まる。
何時に起きよう?何を着よう?何を食べよう?今日は何をしようか、と。
そんなときは、今日やることをリスト化して持ち歩くのが有効だ。

なになに?そんなのは知ってるって?
それよりも、気がつけば時間が過ぎてしまった場合はどうしたらいいかと?

それには、まず、一人きりになれる時間を確保する(15分ぐらい)。
そして、リラックスできる場所で自分が一日に費やしている時間は次のどの項目に入るか考えてみる。

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1.自分にとって一番、重要で緊急性があるもの(例:私の場合、子どものお迎え)

2.自分にとっては重要だけど、やらなくても他人は困らないもの(例:、自分の健康管理)

3.ほかの人にとっては緊急だけど、自分にとっては重要でないもの(例:突然の電話)

4.重要性もなく、緊急性もなく、振り返った時に後悔するもの(例:ネットサーフィン、人の噂話)
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これをやると、頭の中があら、すっきり。
自分にとって、一番大事なものが何なのか、そして、どこに無駄があるか明確になってくる。

時間が足りないと嘆いている人は、書きだした項目をざっとながめてみよう。
うちの夫は、1と2しかない、と言っていたが、私は意外と3が多くを占めていた。

その時間をもし、充実させたいならば、なるべく1と2に書き出した項目を実践するのが賢明だ。

私はこれをやってみたら、何が大事で、何が大事じゃないかが分かるようになり、
以来、この4つの項目を常にフレームにして、頭の中で考えながら行動するようになった。

たとえば、今朝。
娘に最低限の身支度をして、髪の毛は結んでやりたかったが、時間が余ったらやる、と優先度を下げた。
以前の私なら、こういうときは必ず結んだ。

けれど、このように優先度を常に意識するようになると、どうして早起きしたのに時間ぎりぎりで出勤するんだろう、ということがなくなった。

ちょっと文字だと伝わりにくいかと思うが、まず自分の時間を15分確保して、先入観なしに、自分にいろんなことをといかけてみよう。もやもやもきっとスッキリすると思う。
ぜひ、お試しあれ。