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3歳の娘が受けた初めての言葉の暴力

夜はベッドで絵本を2-3冊読んで、お祈りすればこてんと寝る娘べべ。
だが、今夜は様子が違った。いつもの寝息が聞こえない。
暗がりの中で聞いた。

「・・・どうしたの?」

「あのね。保育園でHちゃんが、べべちゃんのこと好きじゃない、って言ったの・・・」

娘は傷ついていた。
そして、私も暗闇の中で胸が少なからずざわついた。
誰かに心を傷つけられるという事象はこんな幼い年齢で受けるんだ。・・・かわいそうに!!!

Hちゃんを思い浮かべた。
幸いHちゃんは、私たち母子を好きな様子の2歳児で、たぶんそれは真実ではないな、と思えた。
だから、気のせいだよ、と娘には話した。

が、問題はそれがホントか嘘かよりも、こういう時、私は何と言って3歳児を慰めたらいいのか、わからなかったことである。幼子が理解できる言葉で説明するには、あまりにも難しくないか?
「世の中にはいろんな人がいるんだよ」と言いたかった。
が、理解するにはあまりにも早すぎる年齢である。。

世界のあらゆる暴力や攻撃から娘を守ってやりたいと、彼女を抱えてシェルターに走っていきたくなった。
だが、そういう私もまた、誰かを無意識に傷つけていることがある。

世界に楽園はないのだ。

なんという言葉も見当たらず、「ママとパパはベベちゃん大好きだよ」と言う言葉もなんだか空しく、大丈夫だよ、と繰り返しながら、娘の背中をポンポン叩き、寝つかせた。