2011年も残りあと1日。
先日実家に帰ったら、台所のカレンダーに、
今年のビックニュースが書かれていた。
どれどれ、と覗いたら、
「1位 金正日死去」と書かれていた。
そりゃ違うだろう、とすぐさまペンでグリグリ消して、
「1位 桜子べべ出産」と書き直しておいた。
とまあ、読者の皆さんにお分かりの通り、
わが家にとって今年のトップニュースは
べべ(マイベビーの略称)の誕生だった。
以前も書いたが、結婚が不明だった私にとって、
子がいる人生は想像だにしなかったから、
いまだに子持ちである自分が信じられない。
今日は洗濯したべべの服をたたんで、
衣装箱に仕舞おうとしたとき、
お母さんみたいだ、と思った。
・・・私、もうお母さんになったけど、
でも子育ての勉強をしてこなかったし、
理路整然とした授乳生活を送っていないし、
その自覚は殆どない。
だけど
べべにとって、確かに私は世界でたった一人の、
唯一無二のお母さんである。
私がお母さんでいいのかなあ・・・
たぶんそういう思いは、
どの女性も一度は持つ感情だろう。
今日観た「THE KID」という映画に、
〝もし昔の自分に会えるなら何と言う?〟というシーンがあった。
私なら、何と言うだろう?
「思う通りに人生を歩んでいいよ」
「心配しないで、素晴らしい人生が待ってる」
「たとえ思い通りにいかなくても、けして諦めないで!」
昔の自分にそう言ってあげたいなあ、と考えて、
ふっと、ああ、こういう思いは子に受け継がれていくんだろうな、
と思った。
私はべべに、人生を謳歌してもらいたい。
そして、つらいことがあっても精一杯生きて、
明日を信じ、人を信じ、愛を知る子になってもらいたい。
生きていることは素晴らしいんだと、
産まれてきたことをけして後悔しない子になってもらいたい。
と、
いうわけで、今年の桜子ブログは、妊娠と育児のブログに変貌したが、
2011年も本ブログを応援し、叱咤激励くださった方々、ご一読頂き、
大変ありがとうございました。
来年が皆様にとって、良い1年になりますよう、
新しい年もどうぞよろしくお願いいたします。m(__)m
by桜子