今朝4歳児クラスのお部屋に入ると、
ベソをかいた女の子が先生に抱っこされていた。
見たら、先日妹が産まれたばかりの子だった。
確か昨日が産院からの退院日だった。
ママ、帰ってきたの?
と聞いたら、力なくうなづいた。
きっと帰宅したママが独占出来なくなり、
寂しくて泣いてるんだな…
と、容易に想像がついた。
うちに何時でも遊びにおいで
と声をかけて、部屋を去った。
駅へ向かう途中、見知らぬ男の子が、
「あっ、べべちゃんのママ‼︎」
と叫んだ合図で、挨拶を交わす。
学年別だと親の顔も分からないし、
ましてお父さんの顔は更に分からない。
ただ朝はお父さんが見送りの家庭が少なくない。わが家も本来は夫が朝の担当。
しばらくすると、娘のクラスメイトのパパが、ママチャリを走らせていた。
あの子のお父さん、
ああいう人なんだ
と、遠くからぼんやり眺めた。
たしか、海外出張が多いとあの子のママが言ってたな…
そんなことを感じながら
みんな頑張ってる姿に背中を押され、
駅へ着く。