バレンタインデーgive or not

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Maryさん、今年のチョコは売れ行きいかがですか?


と聞きたくなる、不景気な2009年のバレンタインはなんと土曜日。

 間違いなく義理チョコ需要は減り、売上は前年比減だと踏んでいる私も、今年はその波に乗ってバレンタインよさようなら・・・・と思っていたが、昨日銀座三越の食品売り場を歩いていたら、少し気持ちが揺れた。

 年配女性(おそらくお客様商売の人)が段ボール箱にチョコを大量買いしている姿を見て、決心がグラついたのだ。

 「あ、なんだか楽しそう・・・」

 不思議なもので色とりどりの可愛らしいチョコを眺めていると、目が釘付けになって心が躍ってしまい、ふと気がつくと、私はそのフロアーのチョコ事情をすべて制覇し、ついには銀座松屋まで足を延ばしてしまった。

 (楽しいなーっ。しあわせー。)

 そう感じている単純な自分にビックリ。幸せはこんなところに転がっているのだろうか?それともバレンタインのイベント(誰かに愛を伝えるの)が好きなのか?いや単にチョコが好きなだけ?

  それで、買おうかどうしようかな~と考えていたら、ちょうど一昨日に女友達がバレンタインについて言ってた話をふと思い出した。

 「バレンタインのチョコって迷うよね。もらって迷惑をかけることもあるみたい」

 お!?

 そこで私は異議あり、と申し出た。

 「いやいや違うよ。やっぱり欲しいのが男性側の本音らしいよ。私もね、前にそう思って遠慮して渡さなかったことがあったんだけど、自分では気遣いしたつもりが、今年はチョコが来なかったとか、欲しいとか言われたよ。だから渡した方がいいみたい」
 
 ところが友達はこう言った。

 「うーん、でもね、立場が上の人に渡したチョコレートは、会社の机の引出しに封も空けないまま入ってて、それを後輩(女の子)が見たって言ってて・・・」

 ・・・・けっこう自信満々でアドバイスした私は玉砕した。
シッカリ隠してくださいよ~おじさん (>o<)!!と見ず知らずの人に対して悲鳴を上げた。

 「人によるのかもしれないね。あとはその人と自分との関係性とか・・・」

 そう言ったけど、結局、その話はすっかり盛りあがらないまま終わってしまった。