この地域の小学生は、六年生になると、自分で卒業証書を和紙から作って、卒業する。
なんて、素敵な営みだろう!
その和紙作り体験から、2日目は始まった。
下久堅(しもひさかた)の和紙は、江戸時代から明治にかけて元結産業を背景に、長野県の主要産業だったそうだ。洋紙の普及で、和紙産業は衰退して、昭和36年の三六産業を境に、ほとんどやめてしまい、現在は一軒も紙をすいている家はないという。
最初に、コウゾの木の皮剥きから。けっこう力がいるけど、楽しかった。うちの子はかなり頑張って、綺麗に皮剥きをしていた。
皮剥きしたら乾燥させ、そのあと湯がいて、機械で繊維を粉々にする。
機械
トロロアオイと糊をいれた状態。これに型にハマった板を入れ、乾燥させていく。
こんな機械があるんだね。いやあ、これはどのメーカーが作ったんだろう?じんわりと板が温かくなるので、ここに濡れた和紙を貼り、乾燥させる。そして、完成。
世界で一つのハガキが出来ました♫
昼は五平餅づくりをして昼食。作るのに忙しくて写真撮りそびれましたが、完成後が、以下の写真。
おいしゅうごさいました。
体力をつけたら、長野県しぶやの森へ。コナラの木を間伐がミッションだ。
いや、けっこう、ハード。