保育園のお友達が、先週うちに来て一緒に夜ごはんを食べることになった。
いらっしゃる前に台所で食事の準備をしていると、娘がそばに寄ってきて、
「ママ、今日保育園のお友達だから、食事の前のお祈りなくていいよね?」
と、言った。
「あ、うん、いいよ。」
と平静を装いながらも子の成長に身震い。とうとう他所との違いを気遣いするようになった。
以前はお友達がいても、食前の祈りをしていたものだが、子供の気持ちも私はよく分かった。
子供は小さくても敏感なのである。
保育園のお友達が、先週うちに来て一緒に夜ごはんを食べることになった。
いらっしゃる前に台所で食事の準備をしていると、娘がそばに寄ってきて、
「ママ、今日保育園のお友達だから、食事の前のお祈りなくていいよね?」
と、言った。
「あ、うん、いいよ。」
と平静を装いながらも子の成長に身震い。とうとう他所との違いを気遣いするようになった。
以前はお友達がいても、食前の祈りをしていたものだが、子供の気持ちも私はよく分かった。
子供は小さくても敏感なのである。
先日、初めて頭皮に白髪1本を発見した。
遂に、出た!!!
と家で大騒ぎした。
夫は笑っていたが、私は真顔で鏡をにらんで、髪の毛を引っ掻き回した。
が、それ以外は見つからなかった。
数日後、表参道の美容室ZACCへ行き、スーパー美容師の高橋和義さんに、その話をした。
それで私が「一度出たら、しょうがないんですよね~。白髪って遺伝なんですよね~」と言うと、
高橋さんが仰るには、「それは間違い、対処は可能」とアシスタントに耳打ちしたかと思うと、
奥の部屋から特別なグローブが出てきて、高橋さんがそれをはめ、私の頭にぐりぐりっとヘッドスパを実践した。
げげ、天下の高橋様が直々にマッサージ…!
と、思いがけない特別待遇に、私のテンションは上がった。
ちょっとセレブ?!
と、それはさておき、これ、けっこう良さそうだった。昨年講談社から出したムック本だという。
1500円でアンチエイジング出来るなら安いもの。
グローブの凹凸や大きさにもこだわったという。
やってもらったら、頭がぽかぽかした。
マッサージする人生と、しない人生では、結果が全然違うそう。
顔のたるみの解消、小顔効果、どれもこれも年齢を重ねるにつれて気になっていく項目…。
私がブログで宣伝する!というと、
気持ちはありがたいけど無理しなくていいですよ、というようなことを言われた。
こういう控えめな所も、私が高橋さんを好きな理由の一つである。
ともあれ、困っている人はぜひお試しあれ。
なので、会社の人にチョコレートは配らなくても良い。
だけど、配りたかったら、配っても良い日が先週金曜日だった。
昨年末に営業部へ異動になった私は、ふだん話す機会のない周囲へ好意を示そうと、
私の前後四人に渡すチョコを買った。
しばらくして、周囲の誰かが見、
「僕にないんだ…」と思ったらかわいそうと勝手な想像をし、
私の周囲の定義を3メートルに延長し、同じ座席の島に座る営業マン全員分を買うことにした。
追加購入7個。
先週渡したら思いのほかにぎわった。
和気あいあいとした雰囲気を貰っただけでも配った価値があった、と思えた。
そんな自分を発見し、私もオトナになったものだと感慨深かった。
同僚女子は今日配ると言っていた。
アフターバレンタインもなかなか侮れないイベントだ。
今日まで職場はまだまだ活気づく模様である。
今朝4歳児クラスのお部屋に入ると、
ベソをかいた女の子が先生に抱っこされていた。
見たら、先日妹が産まれたばかりの子だった。
確か昨日が産院からの退院日だった。
ママ、帰ってきたの?
と聞いたら、力なくうなづいた。
きっと帰宅したママが独占出来なくなり、
寂しくて泣いてるんだな…
と、容易に想像がついた。
うちに何時でも遊びにおいで
と声をかけて、部屋を去った。
駅へ向かう途中、見知らぬ男の子が、
「あっ、べべちゃんのママ‼︎」
と叫んだ合図で、挨拶を交わす。
学年別だと親の顔も分からないし、
ましてお父さんの顔は更に分からない。
ただ朝はお父さんが見送りの家庭が少なくない。わが家も本来は夫が朝の担当。
しばらくすると、娘のクラスメイトのパパが、ママチャリを走らせていた。
あの子のお父さん、
ああいう人なんだ
と、遠くからぼんやり眺めた。
たしか、海外出張が多いとあの子のママが言ってたな…
そんなことを感じながら
みんな頑張ってる姿に背中を押され、
駅へ着く。