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職場で妊娠報告(1)

「妊娠を会社へ報告する時期について教えて下さい」

働きウーマンにとって、妊娠をいつどうやって会社に報告するのか?
というのは、悩むところであり、私も本をたくさん読んで、どうしようかなーと
思ったけれど、私の場合は・・・・

まず、上司が異変に気づき、、、
 ※素晴らしきかな、マイ上司(*/∇\*)!

私の出勤態度が崩れたのを見て、
「何かあったら早めに言ってくれ」と、何度も何度も声をかけて下さったため、
確定した頃、早々に打ち明けることになりました。

しかし諸書籍によると、安定期までは内緒にするのが常、なので
皆には内緒にしてもらうことになりました。(流産とか、あるからね)

ありがたいのはこの頃、代官山の産婦人科から休職勧告を受けて、
私がテキトーに流そうとしていたのに対して、

「しっかり休んだ方がいいよ。万が一何かあったらどうするの!?」
「一生後悔するよ!!」

と、私を叱り、快く2週間の休職に導いてくださったことです。
・・・感動しました。

そして、お休みさせて頂くことになりました。
(※陸の孤島での震災、わたしの場合翌日から2週間休)

しかし、この2週間がけっこう辛く、なにしろ、震災直後だったので、
家で安静にしていると、TVの暗いニュースばかり。外へ出てもなんだかクラいムードで、
しまいには水がどうのこうのと不安をそそられ、心は鬱々鬱々。

会社に復帰する頃になると、私はいまだかつてない想いに囚われ、

〝働けるってなんてありがたいんだろう!〝

と、人が変わったように(?)会社LOVEになり、職場に戻ったのであります。

都立広尾病院で初検診

20110305120239.jpg 
6.6mmだった子供。
(初めて産婦人科でもらった写真)

 皆さん、お祝いのコメントをありがとうございます。m(__)m

「おめでとう!」と言われると、(ああ、子供が出来るっておめでたいんだぁ・・・)などと、
いまいち、ぽけっとしている私も現在、妊娠5か月。出産予定日は10月後半。神田うのと同じであります。そして、やっと最近、妊婦である自分を受け入れられるようになりました。

 しかし、そこに至るまではちょっと大変で、これから何回か書いていく話は、
まだ妊娠3か月位の妊娠初期の話です。

 ====

 高齢出産は総合病院が良い、と聞き、代官山から総合病院へ移ることにした。
ネットでググると、ベネッセウィメンズパークのサイトは産婦人科情報が満載。
一生懸命読んだが、結局は電話ですぐアポがとれた「都立広尾病院」を選択した。
というのも、出産予定日が9月までは満員で分娩受付が出来ません!と言われて、焦ったから。
産婦人科って、どうやら混んでいるらしい。

 

 広尾病院の先生は若い美人の女医さんで、私を診察した代官山の先生とは違って、「普通に生活していいですよ」と軽く仰った。

 足裏マッサージしてもいいんですか?と尋ねたら、いいと言う。

 私は目を白黒させて、「でも、妊婦だと言うと断られるんですよ~」と訴えたら、先生いわく、
「それで万が一流産したら、文句を言ってくる人がいると困るから断っているんでしょう」
とのこと。

 おっとそうだったのか。。。
だったら、これからは妊婦であることを隠してマッサージに行こうかな??

 さらに先生に体重のことを質問されて、妊娠前と4キロ増えた、と言ったら、
耳を疑うことを言われた。。

 「今ついているお肉は、ぜんぶ、お母さんについています!」ハンマーで殴られたみたいに、頭がくらくらした。

 「先生、今まで動いちゃいけないって言われたんですよ~(泣)
 だから安静にして、苦手なレバーも揚げレバー(=カロリー高)にして食べて
 頑張ってたんですー」

 と言ったら、先生は私が今まで知らなかったことをたくさん教えてくださった。
 

 「妊婦は、ちょっと食べ足りないな、ぐらいでいいんです。
  そもそも人と同じものを食べても太るようになってますから」

 (T T)えーーーーーーーーーーーーーー!?

 私は先生にダイエットしてもいいか?と聞き、
 いいよと許可を頂いて、フラフラして診察室を出た。

 ちょうど病院にいた母にすぐその話を伝えたら、
〝今ついているお肉は、ぜんぶ、お母さんについています!〝
 という箇所が えらくツボにハマったらしく、
 「そうよね~。あなた、よく食べてるもの!!」とげらげら笑い、
 「ねえ、もうブログに妊娠のこと書いちゃえば?その話、面白いわよ(笑)」と言う。

 私はこのとき、まだ彼の親(義両親)にも話してなかったから、
 そんな話、書けるわけもなかった。

 私は真剣に落ち込んで、 「妊娠は嫌だ。太りたくない」と言ったら、
 「妊婦が太らないはずないじゃない」と母がいい、
 まったく私の悩みごとに耳を貸さなかった。

 だが、私はけっこう落ち込んだ。妊婦は孤独だ、と思った。
 書いてて今は自分がとんでもないことを書いているのが分かるが、
 このときは、妊娠がまだ受け入れられなかった。
 変な話、妊娠のステージから降りられないのかな?と1ミリだけ、一瞬思った。
 
 自分でも往生際が悪い、と思いつつも、心の整理はつかず、
 その日は家に帰ってお布団をかぶって、少し泣いた。

 つづく   (※夫は会社。)

妊婦のための本

妊娠の知識が本当にゼロなので、
家にいる間はひたすら本を読みました。
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これが私の十月十日 妊婦道by渡辺満里菜 
 *食事日記がメインのエッセイで、あっさりとした内容。
 *妊婦なのに食が細い渡辺満里菜に敬服。

たたかう妊婦by北斗晶
 *北斗晶の言葉づかいは恐ろしいほど酷いが、赤裸々な妊婦エッセイ。
 *待望の子供が生まれた喜びが妊娠初期から出産までよく描かれている。

笑う出産―やっぱり産むのはおもしろいbyまついなつき
 *自由気ままに生きてきた著者が出来ちゃった婚と出産に至った体験記。
 *漫画付きで読みやすい!が、言葉づかいとか乱雑なのが自分には難だった。

高橋章子の大出産―41歳で産んだぜベイビー!
 *キャリアウーマンで夜遊び大好きの筆者が2度の出産をつづった話。
 *子育てと夜の付き合いを成立させるためには自宅をバーにするのが手と筆者。

黒崎えり子の欲張りな出産 ハッピー・バースの迎え方
 *ネイリスト黒崎えり子のどっちかというとお洒落に出産する妊婦本
 *クラランスの妊娠予防オイルが有名だとこれで知りました。

・赤ちゃん、遅く産んでもいいんじゃない?by真野朋子

・ふれあいの育児

・胎児は天才

・赤ちゃんの心と体の図鑑 byデズモンド・モリス

・これで安心、妊娠と出産大辞典

日本のベビーカー事情

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ベビーザらス、という、「トイザらス」の姉妹店へ初めてお出かけ。トイザらス(=玩具店)の赤ちゃん版ということで、赤ちゃん玩具の専門店だとばかり思っていたら、赤ちゃんグッズ専門店でした。
ママとベビーの出産準備

<ベビーカーあれこれ>
 5万~3万円台が主流

 しかし、激安も発見!(¥4000)

今まで高額なものを覚悟していたので、私が

「こんなのがあるんだ~(・v・)。なら、うちはこれでいっか♪」
と言ったら、

「ええっ!?本気で言ってんの?」
と、夫。

私たちが家の近所で見かけるベビーカーは、
渋谷~代官山という土地柄のせいか、ナウでハイパーなものばかり。
タイヤがしっかりしていたり、クッション機能が充実していたり、
色もカラフルで、一種の小型スポーツカーのよう。

たしか私たちの母世代は簡素なベビーカーしかなかった。
ということは、これでも(乗り心地が悪くとも)事足りるはずである。

同僚からは「エアーバギー」を薦められた。
カッコいいけど、重さ11.8キロなので、電車に乗るには不安が走る。

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04151628_4da7f39751471.gif AirBuggy mimi BrakeModel 約6万円。

近所で「アプリカ」というブランドも発見。
最軽量3.6キロの新製品(カルーン)をチェック。
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いまのところ、これが一番欲しいかな。

ちなみにベビざらスには、傘付きベビーカーもありました。
 cute!

番外編◆眠りを誘うベビーラック
Combi 四万円。ドリーミングオートスイングに、ヒーリングサウンド付。

・・・こんなのも、買わねばなるまいか?
夫は、俺が乗りたいと言ってました・・・w

妊娠-pregnant-

2月末から頭痛に悩むようになり、微熱が続いた。

これはもしかして妊娠したのでは!?
と思い、黙っていられず、すぐ夫に言うと、
私の説明を聞いたのち、それは想像妊娠だ、と言った。

さらに、

「そういうことは、普通はっきり分かってから言うもんだよ。
 きみは想像力がたくましいねえ・・・」

と、まったく相手にされなかった。
私はドラマでよく見るシーンみたいに夫が驚くと思ったので、
あっさりした反応に拍子抜けし、じゃあそうかもね、と答えた。

だが、数週間にわたって微熱は下がらず、
朝に体温を測るとたいてい37度あった。

生まれて初めて「妊娠」なる本を読んでみると、
みな〝妊娠判定薬〝を購入しているので、
薬局で買って試したら、陽性だった。

ほら、やっぱり!と夫に言ったものの、私もなにしろ
この手の体験は初めてなので自信がなく、代官山の病院へ行った。

すると、先生はいきなり、胎児のエコー写真を見せてきた。

「ほら、ここに心臓があるでしょう?」

たしかに、キラリと光り、早打ちするそれは心臓です、と説明されたら、
明らかに心臓であった。ドクドクドクとものすごい勢いで点滅している。
何かが確かにお腹の中で生きている証拠だ。

先生は仰った。

「結婚したばかりですぐ妊娠なんてラッキーです。
 もう十分働いたでしょう。その年だし、最初で最後だと思って
 今年は出産に専念しなさい」
bxp67806.jpg  ←こうなるのはいつから?

そもそも結婚すら危うかった私だ。
それが、子供を持つことになるとは驚きだ。
だいたい去年の今ごろは一生独身だと思っていた。

私は、「妊娠」の興味がゼロだったので、妊婦は
①つわりがあって、②お腹が大きくなる
ぐらいしか、知らなかった。

そのつわり、とは、いわゆる、うっ、となって、
ゲーゲー吐く、というものだ。

だが、実際に自分がそうなってみると、そういうものじゃない、
ということが驚きの第一だった。

つわりで気持ち悪い、というのは、
朝起きてから夜寝るまでずっと胸がむかむかする。
(※本を読んだら、人それぞれ、症状は異なる)

私は、正直これを受け入れるのにしばらく時間がかかり、
信じられなかったが、身体がどんどん変化していく。

・頭痛
・眠気
・疲れ
・発熱

さらに、大好きだった珈琲が飲みたくなくなり、
神様は、私のために、我慢しなくてもすむように嗜好までも変えてくれたのか!?
と、ものすごい神秘を覚えた。

妊婦は珈琲が禁止だ。

ついでに以下の事柄も禁止である。
*ワインなどのアルコール類は全て禁止
*葉酸は摂取しなくてはならない
*人口甘味料や添加物は、胎児の脳に影響するから限りなく禁止
*(特に安定期まで)エステやマッサージ、整体・針も駄目。
*薬は飲んじゃダメ

スポーツジムも、ヨガも全部禁止だと私の先生は仰った。

じゃあ温泉や旅行は?と伺ったら、
--この人何考えているんだろう、と言う顔をされて、
「行く必要はないですよね」と、暗に行くな、と釘を刺された。

「妊婦は安静に」
と、言われて、私はどういう生活を送ればよいか分からず、
毎日家にひたすら籠る生活を2-3週間過ごした。
そして、その間に私の体はどんどん変化していった。

そして、私はその間にうれしいとか思うよりも
なんだかこれからどうしよう、という憂いとともに、
それを誰にも特に打ち明けられず、悶々と毎日を過ごした。

そう。
妊娠は、必ずしも全ての女性が望んでいるとは限らない

独身時代、私は子供は絶対欲しくない派だった。
それが、結婚寸前に、その気持ちに変化が産まれ、
いてもいいかも、欲しいかも・・・等と、軽く考えていた。

だから、私には神様から赤ちゃんを与えて頂く資格は、
(むかし欲しくないと言ったから)本来はないはずなのに、
どうしてかなぜか、こんな者に神様はいきなり凄いことをしてくださった。

しかし、どうしましょう。
神様、私はこの妊娠がどうにもこうにも不安でたまりません。
日によって変動する体調不良と共に、この心をどう整理したらいいかわからず、
まずは書籍をたくさん読んでみることにした。

GW中休み

暦通り、出社している私。

朝は起きられなかったものの、会社に来てみればいつもよりも少し静かな社内と隣にいるキャサリンをはじめとする広報メンバーがいて、

私・・・・

幸せだーーーbubu_i1.gifと思いました。

桜子、30代後半。
結婚して、だんだん、価値観が変わりつつあります。

働けることは、本当にありがたいし、居心地がいい職場があることも、ありがたいと思うようになりました。

金色のスカイツリー

GW何する?ということで、思い立って船に乗ろうと浜松町までお出かけしました。


どうということがなくても、自然(お水)を見ると、心が上がる。 emoji250.gifアゲアゲ。

アサヒビール本社にうつる、東京の新しい名所スカイツリー。
これを別名、金色(こんじき)のスカイツリー、またの名をダブルツリー、と呼ぶんだそうです。

携帯の待ち受け画面にすると金運があがるらしいです。

※外国のお友達が来たら、連れてってあげよう、と思いました。

GWの過ごし方

去年の今、私はイギリスにいた。
English breakfast(美しいイギリスの台所写真がご覧になれます)Let’s Click♪
今年は会社で昼休みに机の前でお昼を食べ、隣のキャサリンとお喋りし、
ブログを書いている。

「ゴールデンウィークは何するんですか?」から始まって、私が「パリとか、行きたいね~」と言ったら、キャサリンは「私はパリのルクサンブール公園」と答え、Googleでルクサンブール公園をググり、その写真に身悶えした。

う~、行きたいっ。たまりません。otemo_10.gif

それで、ふと思い出した。

去年2月、私はパリに行った。
そして、去年のゴールデンウィークは、イギリス人のキティと一緒に英国を旅し、ブラウン元首相と握手した(握手当時は首相)。

結婚してから、今年はどこも行ってない。(新婚旅行除く)
今年のゴールデンウィークはいまだに予定も決まらず、地味である。