今日は私の誕生日。
夫は仕事に出かけたので、久しぶりにPCからブログを更新する。
誕生日は感慨深い。
いろんなことを考える。
今年は2つのことを考えた。
1つは伴侶のこと。
昨夜、時計の針が零時に変わったとき、
隣にいた夫がごく当たり前のように「おめでとう」と静かに言った。
今までは、日付が変わった瞬間に誰かから携帯にメールが来た。
独身の私はそこに書かれている「お誕生日おめでとう」に、随分慰めてもらってきた。
けれど、今年は誰からもメールがくることはなく、
その代わり、傍で伴侶が「おめでとう」と祝ってくれる。
これから先は、毎年、毎年、彼が一番最初に「おめでとう」と、
私に言うのだろうなあ、と思ったら、不思議な気がした。
彼は数年前まで見ず知らずの他人だった。
結婚したんだなあ・・・
と、改めて、その喜びをかみしめた。
もう1つは母のこと。
朝になって、30数年前に思いを馳せた。
私が産まれたのは午前だったらしいから、30数年前の今ごろは陣痛だっただろう。
あと一ヵ月余りで、今度は私がそれを経験する。
いつ頃からだったか、誕生日は自分が偉いのではなく、
産んでくれた母が偉くて、育ててくれた両親が偉くて、
今日まで育んでくれた周囲に、「ありがとう」と、
感謝をささげる日だと気づいた。
そういうわけで
今日で30ウン歳になって、
今年はしっとりと、今までのことを振り返る。
こんな私が子持ちになるとは、未だに信じられない。
神様、皆様、どうもありがとうございます。人生は奥深いです。