1歳になったべべの救急車事件

誕生日を迎えた先週の華やかさとは打って変わって、今度は救急車にお世話になるという、とんでもない出来事に見舞われた。本当にもう、びっくりだよ。

私も、1歳になったばかりのべべも、生まれて初めての救急車。
それもこれもわたしのせい。異物を食べさせてしまったのだ。

「救急車で来てください」
と病院の人に言われたときには、目が飛び出た。うそだよね、それってまるでドラマみたいですが・・・

「救急車って何番でしたっけ?」と私が尋ねたら、
「119です。」

・・・だけど、救急車って呼んでいいのかな?タクシーで行かなくていいのかな。ほら、医療現場では救急車の過剰出動で本当に使いたい人が困っているというニュースが流れていたよね?ためらう私に「だったら、」と教えていただいた番号は

「#7119」
東京消防庁<救急相談センター#7119>
* 救急車を呼んだほうがよいか迷った場合は救急相談センターへ。医療機関の案内や応急手当のアドバイス等をしてくださいます。24時間年中無休

 結局、かけて相談した結果はたぶん大丈夫だけれども病院へといわれ、広尾病院からはもともと救急車で来てください、と言われていたために、万が一べべが急変した場合一生後悔すると思い、思い切って電話した。

 そうしたら、119では「消防車ですか、救急車ですか?」と緊迫した声で簡潔な質問をされて、回答したらすぐ(10分超で)来てくださった。

ピーポーピーポーと、真っ暗になったわがマンション前に赤いランプが点滅して救急車が止まり、私はべべを両手で抱えながら背中を丸めて「すみません、すみません、」と何度も謝りながら乗り込んだ。

救急隊員の人にこのとき赤ちゃんの命が危ないときはこういうとき、
というポイント
を教えていただいた。
*吐く
*精神症状、意識がおかしくなった

で、うちの子はそういうわけではまったくなかったから、私は誠に申し訳なく思ったのだが、救急隊員の方は大変親切でいらした。

--診察後。
ありがとう広尾病院。

お医者様もすごく優しく丁寧に診察してくださり、暖かさに感謝した。
たぶん問題はないという診断で、数日後に症状が変わったらまた来なさいとアドバイスいただいた。

加えてこの際だから、ということだったのか、いろんな知識をいくつかシェアしてくださったので、全国のベビーママたちのためにそれを記載しておこうと思う。

<<赤ちゃんが異物を食べた場合>>
*農薬を食べたならともかく致死量にいたるまで何かを食べることはないから死ぬことはない
*(このお医者さんの経験では)最もひどかったのは、ママのクリームを一瓶丸ごと食べたケース。このときは多分大丈夫だろうということだったが、食べたばかりだったから胃を洗浄したそう。
*ナフタリンを食べた→問題ない(まずいし、致死量になるほど食べられるはずがないそう)
*シャンプーなめた→なめたって大丈夫(お医者様談)
*アルコールをなめた→赤ちゃんが酔っ払うけど大丈夫(命には問題ない)
*タバコを食べた→1本までなら大丈夫
*睡眠薬を食べた→赤ちゃんがトロンとしちゃうけど大丈夫(命に問題ない)
*ボタン電池→便として出てくるから大丈夫という説と出さないと胃に穴が開くという説があり、どうするかは医者の判断による。
*保冷剤を食べた→エチングリコールという毒性を食べなければ問題ない

結論:一般的に世の中に出回っているもので食べて問題あるものはそうそうない、ということ。(なお、上記は私のヒアリング結果なので、いざというときには#7119や専門へ質問ください。☆だけど言われたことをそのまま書きました)

 私はその後、帰宅したら熱が出た。そういえば、以前タイへ赴任したときもマンションでゴキブリに遭ったとき、熱が出た。やはりこれはストレスだったようだ。

皆さん、これからもベビーから目を離さず、育児を祈りつつ、がんばりましょう。救急隊員さんも病院の方も、お世話になりまして大変ありがとうございました。m(__)m

あわせて読みたい関連記事