桜子、シリコンバレーへの道のり(2)

思い切って上司のところへ行く。

この話をするためには、まず自身が桜子であることを言わねばならぬ。
多忙な中、貴重な時間を割いて、こんなことに付き合わされる上司を可哀想だと申し訳なく思うのだが、何かに突き動かされるようにして口が開く。

「すみません、あの・・・、こんなこと言うの恥ずかしいんですが(以下略)」

「うん、知ってるよ!」(※私=桜子)

あら、ほんと(@@)そうですか!?
それでは、と過去の歴代インタビューをお見せしてこれまでの経緯をお話しした。一人でインタビューを勝手に企画してやってきたが、最近応援してくださるというお客様が現れたこと(コレホント)、こんなことを仰ってくださる外部の方もいるのですが、と今回の件を全て話してみた。

すると・・・

「うん。いいんじゃない。行っておいで!!」

ま、まーじーでー!?嘘みたいな話だが、なんとOKだ!!!

(@@)夢じゃなかろうか・・・ムギュ。←つねる

痛かったので、万歳三唱を一人繰り返した。

ヽ(‘ ∇‘ )ノ i万歳 ヽ(‘ ∇‘ )ノ 万歳 ヽ(‘ ∇‘ )ノ 万歳

が、
数日後、すぐに胃が痛くなり、胃痛が続いたので病院へ行く。

原因に心当たりはありますか?(お医者様)
緊張から来るストレスだと思います(私)

なぜならば。
これまで勝手にやってきたインタビューを会社側が応援してくれるとなると、
つい考えてしまうその責任の重さ。
また同時に、私がそんなふうにして行かせて頂いていいのかと思う。
第一、この道(=インタビュー)を追及して、それが一体何になるというのだろう。
私は将来、いったい何を目指しているんだろう。そもそもインタビューのプロじゃないのだ。

それに、他の社員がこれを聞いたら何と言うだろう。

ズッシリ。

責任が重い。重すぎる。

キリキリキリ。

胃が、胃が痛いよ・・・。・・・行きたくない、かも・・・。

すぐ行動に移した自分を責めるものの、すでに戻れないところにきていた。
こうなったら、進むところまで進むしかない。


そう気合をいれたとたん、悲劇は起こる。

“紹介する”といってくれた社長と、疎遠になるのである。

ま、まーじーでー!?

・・・まじである。

もう~社長が紹介してくれるっていったのにさ、ね~どうしよう!?

私はまた胃薬に手がのびるのである。

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