桜子、シリコンバレーへの道のり(1)

稲垣陽一さんのインタビューを終えたゴールデンウィーク明け、私はぼんやり次回の「桜子の部屋・お友達の輪」を考えていた。
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次はどなたにしよう。
読者の皆さんが興味を持つのは誰かな。
あの人はどうかな。
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そばにいた某社長に、何とはなしに考えを話してみたら乗らない返事。

うーん。この人はだめかあ・・・。ぶつぶつ呟いたら、こう言われた。

「そうだ!シリコンバレーで取材対象探しなよ。AやBやCとか」
私。「・・・みんな知らない。友達じゃないもの」
「全部紹介できるよ。Xとか有名でしょ?」
私。「えええ・・・・・・・!!!」

そう、全てはここから始まった。

・・・面白そう!!これはぜひ、行ってみたい。

熱い思いを胸に秘める。

しかしこれが全てのトラブルの元である。いや、これは喜びの元になるのだろうか。どうなるかわからない列車は走り出したのである。そしてただいま、列車は迷走中。

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