罪とは

罪について

クリスマスが近づいている。
私は今月、毎日家で大好きなクリスマスソングを聴いて喜びに浸っている。

マライアキャリーの曲じゃなく、
「主よ、人の望みよ喜びよ」とか「くるみ割り人形」の方ね。
皆さんも良かったらぜひ、だまされたと思ってお試しください。


ところで、ぎょっとするタイトルを今日掲げたのは、他でもない、
先日、あるマダムに、罪とは何かを聞かれて、回答したら驚かれた。
だから、それを書く。

マダムと私の関係は、昔の、子弟だ。
私たちの間には、一定の信頼関係があるだろう。

小学生の頃に知り合った。その後は年賀状などでやり取りしていて、
去年、私が引っ越すと、すぐそばに先生のご自宅があった。
そこで、私は再会し、先生には自分がクリスチャンであるなど最近話し、
この日は、お届け物をもっていった。
すると、上がって、と言われ、お茶をしていたら、こう告げられた。

「最近、目が見えなくなってきたの。私は子供はいないし、独り暮らしでしょ?
 もう施設に入らなくちゃと考えていたら、落ち込んじゃって…」

突然私が訪ねたにも関わらず、きちんと口紅をしている先生に私は尋ねた。
「先生、今、お幾つなんですか?」

「88(ハチジュウハチ)」

まあ、ビックリ。見えない!!と言いながら、
この年まで一人暮らしを続けられて恵みですね、とまあ何か
そのようなことを私が口走ったら、この視点が先生には新鮮だったらしい。

「そんなこと言われたの初めて」
と言われ、「そういう考え方もあるわね、ふむ。」という反応となり、
そこから、私は神さま(聖書)を紹介する羽目になった。


すると先生は、「私は日蓮宗」と仰った。
「ああ、そうですか」と私は言った。

ただ私は、宗教さておき、聖書を紹介した方がいいだろう、と思い、
先生に次のことを伝えた。

先生、罪っていうと、犯罪って思うでしょ?
だけどね、聖書にある罪っていうのは、SINっていうの。
CRIMEじゃないの。

SINって、的外れっていう意味なの。
神様のことを知らずに歩んできて、的外れ、でした。

まあ、生まれてから、神がいるかいないかなんて、
そんなの知らずに生きてきてるから、仕方ないですよね。

でも、
・あなたのことを知らずに歩んできて、ごめんなさい。
・あなたがいるんですね。ありがとう。
・だったらこれから、よろしくお願いします。

って、これが聖書が伝えていることですよ…


最後、どのように締めくくったか、もはや忘れた。
ただその時、自分が言ってるんじゃなくて、
神様が私を使って語っているんだな、という心境だった。
だって、先生に今日聖書の話をするなんて、全く考えてなかったから。




先生は別れ際になると、
「そうね、神様っているかもわかんない」
とまんざらでもない風だった。


私は私で、キツネにつままれたような気持ちだった。





主はすべてのものにいつくしみ深く
そのあわれみは 造られたすべてのものの上にあります。(詩篇145:9)



今日も神様の計画がある皆さんの上に、豊かな守りがありますように!

by桜子

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