仕事納め

今週は一週間、目が廻る忙しさだった。
特に夜は3日連続で会食だった。今日は夫の納会で、私は職場から帰宅すると大急ぎでパーティーセットを整え、夫の会社に向かった。

彼と結婚してから少しづつ社員と距離を縮め、今年になってようやく何でも言えるような関係に(自分では)なれたと思っている。だから、私は今年はまったく遠慮することなく、グラスにワインを注いでもらい、自分の好きなことを大声で話し、娘のことは自主性に任せ(つまり気にせず)、自由気ままに寛いで納会を堪能した。

ふと気づいたときは22時半で、私は疲れて娘を夫に託し、1人で帰宅。何とも、満足な一週間であった。

この一年、自分でいうのもなんだが、非常によく働いた。

特に会社の仕事は我ながら頑張った。
社長は褒めてくれないが、そんなことはどうでもいい、と思えるほど、自分にとっては毎日が学習だった。今、私の業務はプロモーションとマーケティングだが、この領域はけして時短勤務者がやるような業務ではない。なのに、任せてもらっていることにある意味でありがたく感じている。

 1年前、任命された時は何かの手違いか、あるいは嫌がらせか、と社内をかけづりまわって、私を異動させた犯人捜しをしたが、実はやってみると、この領域が自分に合っていた。今の会社に入って初めて仕事が楽しい、と思えるようになった。

話変わるが、
昨日、そんな会社で、偶然、2人の人から別々に話しかけられた。どちらも、普段話さない男性社員である。だが、2人とも同じことを質問してきたのだ。

「最近、(桜子)ブログやってないんですか?」

やってるけど、と思いながら、まだ私のブログを覚えてくれている社員がいることに喜んだ。

「いま、私子育てブログになっているから、面白くないでしょ?」と聞いたら、

「うん。面白くない」と言われた。

じゃあなんで読むのか聞くと、「電車の中で、たまにスマホで見るよ。どうしているかな、と思って」と言われた。

ああ、この人が読者か……。そう思うと、何を書いてあげるのが彼へのハッピーなのだろう?と思い、「どんなこと書いてほしい?」と尋ねた。

「“会社に一人飲んだくれているバカがいる”と書いてくれ」と頼まれた。要は、俺だ、ということらしい。私よりぐっと年齢が上だが、かわいいなあ、と思った。

 で、もう一人の人は、今まで私の突撃インタビューを読んでいたらしく、「すごいですよね。どうやって人脈を作るんですか?」と聞かれた。

 人脈・・・。
 人脈と思ってやってきたことは一度もないが、今でも人脈があるわけじゃないし、最近はインタビュー、もしていない。だが、インタビューリストを眺めるとき、その大半が、幸運だったという一言に尽きる。

 運とは、神さまが支配するものだと、私は聖書によって確信している。
ということは、昨日の偶然は、もしかしたらブログをそろそろ改良したら?と問いかけられた気がするし、また連載についても考えてみたい、と思った。

 来年はいよいよ娘が小学3年生になる。
時短勤務のリミットの上限は、3年生終了時、までだ。しかし仕事は面白くなってきた。

満期を迎える前に、フルタイム勤務に切り替えるか否か、祈ってみよう。

あなたが右に行くにも左に行くにも、あなたの耳はうしろから「これが道だ。これに歩め。」と言うことばを聞く。
(イザヤ書30章21節)

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