七五三祝い・11月15日

娘7歳。

夫は多忙で、私も忙しく、ぼぉっとしてたら、あっという間に何もせぬまま、七五三シーズンになってしまった。馴染みの代官山写真館に連絡すると、週末は既に予約でいっぱい。五月から予約した人もいるという。

「仕方がないから、来年にでもやろうか」と言ったら、夫が「一生に一度で、今が季節だから」と鶴の一声で、急遽、平日3時なら写真館も受入れ可と分かり、決行することにした。奇しくも、この日がまさに暦の上での七五三だった(当日知る)。

母親に頼んで、学校にいる娘を拾ってもらい、写真館で着付、ヘアメイク、撮影で計2.5時間。夜には総ジジババで食事会をした。


この瞬間だけは、タレントみたいな娘。
「べべさん、スタジオ、はいりまーす」みたいな、笑。

七五三祝い,晴れ着はなんと私の七五三時の着物なり


やらなくてもいいか、と思ったが、やっぱり綺麗であり、やってよかった。
ついでに、家族写真も撮ろう、と撮影をしたが、私が出来上がりを見て、自分の老化ぶりに愕然とし、キャンセルした。

私は老いる一方だが、娘は花咲いていく一方である。
撮影スタッフとは、和気あいあいと語らい、常に笑っており、この純粋さがそのまま彼女の性質に根づいてくれたら、と切に願う。