さよならマツエク

働くママの味方、時短メイクの王道マツエクこと、まつげエクステンション。

私も職場復帰後、マツエクは便利で、簡単、綺麗、と愛用していたが、利用店舗を変えて施術してもらったところ、初めて眼が真っ赤に充血し、角膜炎と結膜炎を併発した!

オーマイガッ!!

すごいショックだった。

眼科医いわく、「両まぶたにエクステの接着剤が付着している」と。
✳︎普通、接着剤はまつ毛につける

それって、施術が下手だった、ということ?

眼科医からは即刻外すようにとお達しがあった。

きぇ〜〜!
外します、外します、って感じ。

慌てて、駆け込んだのは言うまでもないが、私はこれで、生涯マツエクとさよならしよう、と決心し、

ふっと、

これはこれで、結膜炎になって良かったかもしれない、と感じた。
というのも、マツエクは月一回通い、1時間半ほど横になってお金と時間を投資する美容で、ママになってからの私は、これがもったいないなぁ、と感じることが増えていた。

一番もったいないのは、外側をせっせと磨く施術時間で、そんな暇があるなら本でも読んだ方がいいんじゃない?と、続けながらも、毎度、心の中で格闘していた。

出産して、世の中に対する価値観がかなり変わった。特に、自身のルックスに対する執着心は独身時代に比べ、グッと減った。

(めでたい!)

ジェルネイルは時々やりたい衝動にかられつつも、通う時間がもったいないので五年前に卒業した。

近年はカラーリングする時間も同様に思い、そろそろ白髪も出てくる歳なのに、カラーリングを辞めてしまった。

思えば20代では資生堂の最高級化粧品(当時)クレド・ポーを使ってフルメイクだったのに、今ではオーガニックコスメを使っているのだから、歳を重ねて、どんどん素に戻ってく感じ…。

なんだかな、と思いつつも、

これはこれで結構いいなと感じる今日この頃。

さよならマツエク

by桜子