パンダのレンタル料10年間で8億円が中国へ

動物園にパンダが来る
--ということだけ知ったら、とても喜ばしいけれど。

結局は、この取引の裏で何があるのか、つい考える。
NHKが21時からのニュース番組で、
パンダ来日に喜ぶ人々を映したときは
ある種の、国からのマインドコントロールを感じたが、
そのあとにちゃんと「パンダのレンタル料は1年で8000万」と
報道したのでホッとした。

パンダバスに喜んでいる場合じゃない。

たぶん、それに喜んでる女子高生たちは、
そういうおカネが動いていることを知らない。

成田空港にパンダ到着の映像が映った。

ANAの飛行機にも、パンダの箱にも、
わざわざこのために描いたイラストと
ANAの文字がペイントで描かれていた。

報道されることを見込んで、ANAが描いたのか。
これは、広告宣伝費だろうか?

成田空港ではパンダ専用のカートがこのために作られたそうだ。
これも、成田空港の広告宣伝費だろうか?

・・・日本の将来が最近とっても不安な今日この頃である。

追伸:NHKのニュースが最後の放送に、「パンダが来るのがめちゃくちゃ楽しみ」「一カ月に1回はパンダを見に行きます」という人たちの映像だけ流したのは、頂けない。
もっと、いま日本がどうなっているのか、世界でどのポジションにいるのか、私たち国民に考えさせるニュースを報道してほしい。