日別アーカイブ: 2018年10月4日

渋谷区ファミサポ会員登録

子育てママにはお馴染みの、ファミサポ。

正式名称は「子育て援助活動支援(ファミリー・サポート・センター)事業」といい、要は、「子の預かりを希望する保護者」と「援助をする人」とのマッチングサービスである。詳細はこちら厚生労働省の説明(※イラストは同サイトから拝借)

渋谷区の場合、平日800円/時~で、子供を預かってもらえる。
問題は、預かってくれる人が見つかるかどうか。これが、私の住む南平台で、同じ地域にて援助してくれるを探したら、なんと、わずか2名であった。(数年前当時)
私自身、その頃にファミリー会員(預かってもらう)登録をしたのだった。

ちなみに同地区を含めた近隣登録数は下記の通り

✳︎預かってほしい人の数に比べ、預かる人がいかに少ないか、分かる。

当時社会福祉協議会まで子供をベビーカーに載せて出かけ(※子連れが必須)、2時間余りの手続きをかけたのに、出会えず、正直、ファミサポつかえない・・・と思った。
また、ファミサポ会員登録のわずらわしさ(在宅で出来ない)にも、この登録制度自体に改善が必要なんじゃないか、と強く思った。

あれから時は流れ、私も会社に本格復帰かと思っていたら、昨今の小学生事情を知り、私は立ち止まされた。
習い事の多い子供達、遊び場がなく、地域で触れ合うことの少ない社会環境、働く親の増加。

夏に考え抜いた挙句、私は大きな価値変換をした。自分でも信じられない思いだが、あの、わずわらしいファミサポの、サポート会員(預かる人)登録をしよう、と思えたのである。
博愛精神がない、ボランティアが好きでもない私が、まさかの選択。時代に逆行している。全く金銭面での満足はないが、今の自分は、私自身も含め、初めての育児で不安や孤立している親や、核家族に生まれる子供のために、少しでも力になれたらいいなと思った。

そういうわけで、会社を休み、研修を受け続けた結果、先日晴れて(?)サポート会員になった。
夫は、とりあえず自爆しないように、釘をさされつつも賛同してもらい、この選択が良かったのかどうか分からないが、まずはやれる範囲で社会に関わってみようと思う。

渋谷区に昨年生まれた子供:2093人
どうか健全にすくすく成長しますように!!

消防署にて心肺蘇生法も習ったよ。