月別アーカイブ: 2013年6月

雨の日のお友だち宅( 2)

20130613_185837.jpg 2013/06/13 18:47 2013/06/13 18:47 2013/06/13 18:54
ランチを友達のお家でご一緒させて頂いた。

今日は女の子2人で、ほんわか可愛らしかった

が、泣きながらオモチャの取り合いをする凄まじさは男の子と対立した時より、女の子同士の時の方が激しかった・・・。

それでも階段の上り下りではお友達に手を差し出して、助けようとする優しさも見られたべべ。

こういうのは幼児が本来的に持つ人間性なのか。
ぐんぐん育つコミュニケーション力に私は毎回驚く。

渋谷区保育園探し(保活2)

昨日のスケジュールが過密だったせいか、
娘が6時に起きるも、10時にバタンキュウ。

--今日は予定があったけれど、
こういうときは、さっさと割り切って保活開始。

さっそく読んでくださった方が情報をくださった。
代官山の無認可託児室「ママと赤ちゃんのサロン babyhip」
はどう?

いまがお電話タイム!
さっそく問合せしたら、今月で閉館---
とのこと。それは、他のママさん、困ったでしょう!

聞けば、この託児室はビル内にあるのだが、そのオーナーと賃貸契約の更新が不可だった、とのこと。
目下、託児サービスが出来るビルを探し中なんだとか。

どうして更新できなかったのかしら、と伺うと
他店舗から騒音などのクレームがあったそうで、オーナーが困った模様。

・・・確かに、もし私がオーナーなら、借せなくなると困る。
でも、数少ない託児サービスがなくなると、私たちも困る。

少子化対策、育児支援と国は言うけれど、これが社会の実態だ。

渋谷区保育園探し(初めての保活1)

最近、ちょっとづつ、出産前の自分を取り戻しつつある。

子供がいるからと我慢していたヘアースタイルも、したい髪形をするようになった。
洋服も、授乳しやすさを第一にしていたけれど、ごくたまにワンピースも着用。
鞄も、黒のマザーズバッグ1つ、と割り切って過ごしていたのを、TPOに合わせて変える、
という芸当をときどき(※)し始めた。 ※毎回はさすがに無理・・・

そして、そういうことをし始めたら、
最近続けざまにビジネスの方とお会いする機会に恵まれて、
社会に出ていた頃を思い出した。
なんだかそろそろ社会復帰してみてもいいんじゃないか、
という気になってきた。

これには、娘が思いのほか健やかに育っている、
ということも影響している。

私は今年4月、復帰しようと思っていたら、
渋谷区の1歳児クラス保育園に落ちた。
あとで分かったことだが、結局私の希望する保育園は定員3名
とあったのに、実際に入ったのは2名だった。
(超、狭き門)

それで、

1歳児クラスが落ちたなら、2歳児クラスで申し込んでも、
ほぼ100%入れない。ならば3歳まで専業主婦をやろう、と
2ヵ月前に決めた。

それなのに、ちょっと待てよ、と思ったのは、
心境の変化のほかに、決定的な事実に愕然としたのである。
安倍さんは3歳まで抱っこし放題、と仰ったけれども、
3歳まで抱っこし放題だと、そのあと、預ける先がないのである!!
(2013年現在、桜子独自調査結果)

     *      *      *

去年、渋谷区に
「どうして、うちの近所には保育園がないのでしょう!?」
と詰め寄ってみたら、

「その辺は子供が少ないんです。人口分布図で多い所に施設を置いてます」
と言われた。なんでも笹塚辺りなら多いとか。
おっと、それなら、この土地に住んでる私が悪いのか!?

夫に、
「なんか、もう、どうしよう。誰に相談したらいいのか。
横浜みたいに保育コンシェルジェがいればいいのに」
と、泣きついたら、

「きっと何か見つかるさ。探そうよ!」
と、頼もしい返事をしてくれた。

・・・そうかしら、見つかるかしら。

かくして、私のゆるやかな保育園探し(略して、保活)が始まった。
いまさら遅いけど、得た有益な情報があれば、みんなにシェアしたいと思う。

雨の日はお友だち宅

20130612_173423.jpg 2013/06/12 17:14 2013/06/12 17:33 2013/06/12 17:34
午後、近所のお友だち宅にて男の子2人に混ざって、活発なべべ。

一番左が、美味しい?と水を飲ませているところ。

そんなラブリーな彼女もオモチャの取り合いでは男の子を泣かすほど(涙)!

井の頭線で見知らぬ人との出会い

シルバーシートで、見知らぬ年配女性に話しかけられた。
子連れになってから、これはよくあること。
だが、今日はちょっと違っていた。

娘べべを見て、
「ねえ、バアバって言える?」「バアバ、って言って!」
と言われた(笑)。

命令形は、初めて。

私は「まだバアバって言ったことはないです」
(そもそも、実母は『さっちゃん』と呼ばせている。←言える)
とフォローしたが、

なんでも、お孫さんは全員男の子で大きくなったから
女の子からそう呼ばれたいと仰って、再び命令してくる。

うわ~困ったことになったな、と
内心、焦る思いでいたら、

「ばあば」

と、娘が言った。
もちろん、産まれて初めての単語(発言)だ。

「あ、言いました!初めて言いましたよ!」
と、私大喜び。
「ほんと、可愛い声で言ったわねえ」
と、おばさまも喜んだ。
べべ、グッジョブ。(=GOOD JOB)

「バアバはいいのよ。おばあちゃんにもそう言ってあげなさい。喜ぶわ~」
とのことだったが、実母は自らをバアバと言わないし、義母もしかり。
(ちなみに義母の呼び名はおばあちゃん)

ふうー
と、背もたれに寄りかかって、安堵のため息をこぼした。
鬼気迫っていて、ちょっと怖かったんだもの。

だけど、その後、しばらく私たち母子と語り合った後、
彼女はこう言った。

「ああ、今日は良かったわ。お会いできて、明るい気持ちになった。
空気がいっぺんに変わった。ありがとう」
と、私たちとの出会いを心から喜んでくださったふうであった。
そして、ご自分の状況を話し始められた。

「実はいま浴風園(老人ホーム)という所の帰りで、友人のお見舞いに行ったんだけど、認知症だったの・・・。
まあ、挨拶はしてくれたけれど、行って良かったのかどうかって、苦しかったの。」

あら、でもお見舞いだったら喜ばれましたでしょう!?

と私が言ったら、

「どうかしら?彼女は本当は私には会いたくなかったんじゃないかって。
今日だって、もしかしたら私のエゴだったんじゃないかって・・・」

かなり深い内面の話を告白してくださった。
こういうのを聞くと、励まさずにはいられない。

「でも・・・・結果はどうあれ、動機が愛だったから。だから、愛だったのなら、神様は良し、としてくださるんじゃないですかね。ほら『神は愛なり』って聖書にありますし!!」

と、超早口で巻き立てた。
というのも、私たちの下車駅に着いたからである。

我ながら、ちょっと強引な引用かなーと両目をつぶりたくなったけれど、
おばさまは、「いい言葉を聞いた」と喜んでくださって、
私の肩をたたきながら、さよならとドアに押しだしてくださった。

私はまた、どこかで又この方と会うこともあるかな、とぼんやり思い、
「いつかお会いするかもしれませんが」と言って、別れた。

私とべべの存在が見知らぬ誰かの役に立つとは思わなかった。
爽やかな気持ちで駅のホームに降りた。