月別アーカイブ: 2011年2月

桜子の新婚生活(2)

周りの人はよく見ているものである。

昨年末に結婚して以来、私は今まで通りの生活を送っている(つもりだ)が、
周りは気にかけてくれるものである。

先日、ある会議の前にプロジェクターの設定をしていると、
既婚男性が、私を見て言った。

「どう?そろそろ疲れが出る頃じゃない?」

私は全然そんなことを考えていなかったので、
よく気がつくなあ、と感心したと同時に、
そうか、私はそろそろ疲れてもいい頃なのか・・・と思った。

そして昨日礼拝後、クリスチャンのM夫人が私に言った。
「環境が変わったんだから、あんまり無理しないでね」

そうしたら、急に自分は頑張っているのかなという気がして、
暗示にかかったのか、夕食を作り終えたら、熱が出た。

夫と一緒の食事をぜんぜんとれていないことも、
精神的に拍車をかけたのか、私はベッドの中で思った。

「おかあさーん・・・!!」・・・それは、ウソです。。。

ここ最近ブログで結婚の話ばかりして本当に申し訳ないのだが、
それくらい生活が激変して、私は毎日色んなことを教わっている。

改めて、結婚というのは、女性にとって、
すごい大きな革命だと思うのだ。
(男性がどうなのか知らない。誰か教えて)

もともと、私はこんな転換期を迎えるとは思ってもいなかったから、
心構えが全然できてなくて、
結婚してから色んなことに刺激を受けている。
今はその始まりだから、書きたいことは山ほどある。

それはつまり、

一生シングルかも、と思っていた女性が、
急に既婚者の世界に入って、
今までシングルウーマンの目線で世の中を見ていたのに、
急に妻のメガネをかけられて、
なるほど、既婚者はこういう世界を見ているのか、と
驚かされると同時に、

視点が変わると、世界はこうも変わるのか、と思った。

そして、多様化する社会での女性の生き方について、
今まで以上に多様な思いを交錯させている。

つづく。

渋谷日記

今日は渋谷にまつわることが3つあった。

<その1>
会社のT部長に、「渋谷、どう?」と質問された。
結婚したことを知っているT部長は、
新しい生活を気にかけてくださったのだろう。

えーっとですね、と私が何かを言おうとした瞬間、
「俺は行く機会はないなー」と言い、
たいして関心なさげだったので、この話は、
今日は寒いねレベルの話だと理解した。

<その2>
会社の帰り、銀座線の虎ノ門駅で、かつての同僚と偶然会った。
彼は私より年上で、話していたら二人とも渋谷区民であることが
分かった。相手の住まいは゛松濤゛である。

「うわあ、いいとこですねー」と私が目を細めたら、

「ワンルームマンションだよ」と照れて笑うので、

(ああ、謙遜していらっしゃる・・・・)と思ったら、

事実だった。そのあと彼はこういった。

「離婚したんだ・・・」

私は目をまん丸にした。結婚生活20年で離婚するって、
どういう心境だろう?あれは、ドラマの中だけの話じゃなかったんだね。。。

<その3>
歯医者さんで「田中さーん」と呼ばれた。
自分の事を言われているとは咄嗟に思えず、

イエスが数々の奇跡を行い、人々に神の国を伝えた期間はわずか3年半です。

しかも当時のイスラエル王国の領土は日本の四国ほどの面積です。

その中でさらにわずか12人を育てることに集中したということは、イエスがじつに小さな
ことに忠実だったかということが分かります。

つまり、イエスはその権威や力や能力に比べて、じつに小さなことだけに集中して力を注い
だということです。

大きなことをすれば大きな結果を得られる、と私たちは考えがちですが、それは神の国の戦
略ではありません。

いや、むしろできるだけ小さなところにリソース(原資)を集約し、一つ一つの成果を順に
上げていくときに、神の祝福があり、爆発的なプロモーション(昇進)が待ち受けているの
です。

聖書的な成功は、どんでん返しです。