月別アーカイブ: 2007年2月

「パワー・フォー・リビング」って何だ!?

テレビCMと新聞で何と訴えていたのかは忘れた。
が、とても印象に残る広告であった、パワー・フォー・リビング。「興味がある人は無料で本を差し上げます」とあったが、わざわざ取り寄せる気はない。それに、無料ほど怖いものはない、というではないか。気にも留めていなかったのに、なぜかその本をごっそり頂いてしまう。興味がある方に良かったら差し上げてください、と言われた。

ちょっとまった、この「パワー・フォー・リビング」ってなにー!?
と恐々青い本を開く私。そもそも、この団体のCMはマス4媒体(テレビ・ラジオ・新聞・雑誌)に掲出されていて、その広告宣伝費は馬鹿にならないはず。調べてみたら、広告宣伝費は10億円!ちょっと、その宣伝はどこが担当したんでしょうか?やっぱり電通!?トヨタクラスの出稿に巡り合えたラッキーな営業は誰!?といつの間にか団体よりもビジネスについて興味をもってしまう。ああ、閑話休題。

で。その出所は、米国のアーサーS.デモス財団(Arthur S. DeMoss Foundation)とあった。
1955年に設立されたそうで、財団の創始者は、ダイレクトメールによる生命保険で財をなしたアーサーS・デモス氏だ。同氏が79年に召された後、妻ナンシー氏が代表を引き継ぎ、毎年全米で慈善団体の上位に名を連ね、資産額は600億円とも。・・・え!?600億!?なら10億に納得。それにしても途方もない数字(遠い目)。米国では半年で33億円と大統領選を超える金額のキャンペーンを張った。ドイツでも01年から配布が始まったそうだが、宗教思想を宣伝するという理由でCMは放送禁止になっているとか。

本を開いてみたら、ジャネットリンのさわやかな笑顔。この人は10代の頃、聖書を信じたそうだ。知らなかった。m-floって誰?なんかそういうグループあった気がするけど・・・。数ページ開いてみたけど、どうやら変な本じゃないらしい。
そもそも財団は、中絶や同性愛に反対し、進化論を否定するキリスト教の保守派を支援している団体だそうで、財団そのものに教義はないし、信者を勧誘しているわけでもないという。

が、しかし、
私は本を読んでいて、少し気になったことがあったのである。

それはまた明日書こう。

追伸:
パワー・フォー・リビング公式サイト(日本語)を見たら一世帯に一冊とあった・・・。だれか残りの6冊、欲しい人はいませんか?

ワイワイ企画と銀座ポルトガル料理

 皆でワイワイ騒ぐ会、だからワイワイ企画。
命名したはいいが、われながら、なんかイマイチ。それでも使えば愛着は出るのだ。皆が使ってくれるようになって5年目を迎えた。
 このワイワイ企画は、男女6人(なぜか3・3)が年に数回、一同に会するという、規則や会則がないくせに、なぜか続いている集いである。メンバーはバラエティーに富んでいて、個性溢れる大先輩方がメインである。ちなみに私は下から2番目。

 と、いうわけで、昨日はこのワイワイメンバーと銀座でポルトガル料理の日だった。(※お店「ヴィラ モウラ」
私は前回欠席したので久しぶりの参加だった。久しぶりに大先輩方とお会いする、そう思っただけで数日前からお腹が痛い。とうとう当日、出社が大きな苦痛になって私は会社を二時間休んでしまう(わが社には2時間休という制度がある)。

しかし。

二時間休んでも、世界は何も変わらないので、覚悟を決めて出社する。そしてあっというまに夜。

30分遅れで、お店に着く。

おっと!!!全員勢ぞろいだ!あれ、このメンバーっていつもみんな仕事が忙しくて時間通り集まるなんてなかったはずじゃ??

と笑顔で挨拶するも、遅刻を心底後悔し、えらいビビッてしまう。

そしてそのビビりが伝わってしまったのか、皆から「なんで緊張してるんだー?」と突っ込まれてしまう。

なぜバレるのかわからないまま、何かを適当に答えて(なんて言ったか覚えていない)、こうなったら飲むしかないと傍の白を飲む。ぐい。

うわースパークリングワインか、シャンパンなのか、おいしい・・・

こうして、酔いと共に後半はすっかりリラックスをして、マッハ140といわれるぐらいテンションが高くなっていった。。。。。

終盤、先輩が私の目をじっと見つめて言った。

「えらい、よく来た。私、桜子は来ないかもと思った。」

ぎく。な、なぜ、わかる???

嘘が苦手な私。こうなったら認めようとあっさり告白してみた。「はい。私、どうしようかと悩んでいました」と答えた。

先輩、私お腹痛くなるほど、実は昨日が超、恐怖でした。。。
20070208204909.jpgportgal.jpg

追伸:ここまで書くと誤解されそうですが、私はこの会が長続きして、20年後、日本経済新聞社の日本経済新聞「交遊抄」に誰かが書いてくれる日を期待しています。