先月の週末夜、娘が食卓でふと言った一言。
「あのね、パパとママがちっちゃくなったら、べべちゃんが車にのせたげる。」
主人と私は顔を見合わせて、泣きたくなるような、うれしい気持ちになった。
私は、その一言で一気に年老いた気がしたが、未来がすこし楽しみになった。
そして今日、主人の実家に出かけた。
義母が、
「おばあちゃん、会いたかったわ〜。きてくれてありがとう」
と言ったら、
「とんでもないですぅ〜」
と、娘がはにかみながら返事したから、一同大笑い。
確かにその日本語の使い方はただしい。
誰に教わったんだろう?やっぱり桜子かな?
などと、皆が言いながら、
子供の一言には、感動させられたり、笑ったり。
のどかで、ありがたい日々である。