【レビュー】夢をかなえるゾウ、ガネーシャの夜

友だちから小包が届いた。開くと、本だった。

「夢をかなえるゾウ」

 友達は、私が聖書を愛読していることを知っているので、あんまり好きじゃないかも・・・と遠慮がちに前置きしてくれた上で、「でもめっちゃ、面白いねん」と言っていた。
 このゾウというのは、インドのゾウの神様でガネーシャというそうだ。
確かに、その宗教には興味がない・・・。しかし、友達の愛に、マリアナ海峡より深く感動した私(・・・すみません、ガネーシャ語をパクリました)は読むことに決めた。そしたら、

 面白い。面白いです、本当に。
 なんと、これは自己啓発本でした!

【簡単なストーリー】 
 ある日、サラリーマンの前に現れたガネーシャが、「おまえ、このままでいいのか?」的な発言をし、彼を変えていくレッスンを、毎日1回出す課題形式で実施していき、そこを彼がクリアしていくことで、ドラマが次々に生まれていく。

【人気の秘密】
 ゾウなのに関西弁をしゃべること、神様なのに甘党だったり富士急ハイランドのジェットコースターに乗りたがったりする、というユーモア溢れる点が、人気の秘密のようだ(たぶん)。

【 余 談 】
 そんなガネーシャレッスンで、私はすでに「靴を磨き」、「コンビニで募金」しようかと迷い、(結局それは礼拝献金という代案にした)いまのところ順調にコマを進めていたところ、昨夜はとうとう、こんなセリフをガネーシャ(以下 ガ)から聞く。

ガ   「自分のやりたいことって何や?」
桜子 「やりたいこと、ですか?」
ガ   「そや。もうこれだけは絶対に死ぬまでやらなあかん、自分は
    それをやるために生まれてきたんやて心から思えること。

    それはなんや?」

ちょっと、稲妻が走っちゃいました。
すっごくいいこと、言われてしまいました。

私の残りの人生で、死ぬまでに絶対やりたいことって、何だろ??
それをやるために生まれてきた、って何だろ?

実はまだラストまで読んでいないので、結果はまだよくわからないが、
自分の答えを見つけたら、読み進めてみようと思う。

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