親の思い通りにならない子供

今日読んだ文章が良かったので、子供の教育に悩む母親のために、以下を転記する。

「すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエス
にあって神があなたがたに望んでおられることですテサロニケ5:18

ある母親が、子供にいら立っていた。学校から帰宅するや、暗くなるまで外で遊び回り、なかなか勉強へと向かない。友達も沢山いて、外で元気に遊ぶのは良いのだが、内心は勉強しない事に不満だった。

元気で良いと頭では思うが、心では決してそうでなく、ちゃんと勉強して、良い成績を取って欲しかった。

子供に対して、こうあって欲しいとの思い、決してそうならない子供。そんなモヤモヤ悶々を抱えた日々のところに、その子供が事
故に会った。

大きな事故で、救急搬送され、すぐ手術となった。予断を許さない厳しい状況に、医師には、「覚悟をして下さい」と言われた。突然の事態にわけもわからない中、とにかく命をとどめて下さいと、祈りに祈り、手術の間中、必死に祈り続けた。

その時に、生きていてくれさえしたら、後はどうでも良いと心の底から思った。成績なんてどうでもよい。何も要らない。生きていて
くれるだけでいい。長い手術の間に、偏差値でしか子供を見ていな自分の姿を見せられ、心から悔い改めた。

九死に一生を得て、子供の命は助かった。そして順調に快復が与えられた。

自分自身が全く変えられた。

子供の見方も全く変えられ、子供をあがまま、受け入れられるようにされた。もしあのまま行っていたら、子供をどんなに酷く損なっていただろう。痛い、辛い出来事だったが、心から感謝だと思えた。主に在って、すべての事が感謝であること、心から受け取れた。

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決して喜べない状況でも、最悪に思える出来事にも、感謝するとき、
背後におられる主を仰げる。いつも最善を送ってくださる主にあって条件をつけず、すべての事にいつも感謝していたい。

 

発行 広島聖書バプテスト教会み言葉配信係り

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