毎日平凡な生活を送っているのに、感じることは山ほどある。
それらを書きとめたいなあ、と思いながらも、
時間のとれない日々が続いている。
今日はベビービョルン(ベビーブランド)の抱っこ紐を初めて使って
ベビーと私の、産後初の渋谷デビューを果たした。
この抱っこ紐。恥ずかしい話だが、私は何も知らなかった。
新生児から使えるんですね!!
それまでは新生児を運搬する手段は(B型)ベビーカーしかないと思っていた。
だから、首が据わるまではひたすら家にいるか、車に乗るしかない(で、抱っこする)と思っていたので、世界は非常に狭かった。
※そういうわけで、先日の一ヵ月健診ではわが子を抱いてタクシーに乗った。
これからしばらくはずっとタクシーかと思っていた。
※出産前に購入したニンナナンナ(ベビーブランド)は4waysで
新生児を横抱きできるとあったが、試したら大変使いづらかった。
(そのことをママ友に話したら、ベビービョルンを貸してくれた)
それで、今日はお天気だったので、夫に着用してもらい、
東急百貨店本店、東急ハンズ、ロフト、西武百貨店へ出かけた。
私は初めてまともにお出かけしたので、心躍る思いだった。
なにしろ、それまで外出は来春までお預けかと思っていたから!
最初に到着した東急では、ベビー用品売り場へ出かけた。
まずは私の授乳ケープを購入する。抱っこ紐に授乳服に授乳ケープ。
これさえそろえば、外出だって怖くない!
すると、夫が店員さんに声をかけられ、すれ違う人から目をとめられていた。
なるほど、子連れは注目される、というのは本当である。
実は先日の一ヵ月健診でも、薬局でおばあちゃんがわが子に目をとめて
「あら、髪が真っ黒!かわいい、かわいい」と声をかけてこられた。
閑話休題。
出発前に授乳したしたせいで、
私たちのお買い物中、わが子はスヤスヤと眠っていた。
ややぐずりだしたのは、ちょうど終点の西武百貨店で。
遅めのランチをレストランでとっていた頃に
初めて外での授乳というのをやってみた。
そして、初のおむつ替え、というのもやってみた。
が、ここで初めて汗をかくことに。
あいにくと女子トイレが混んでいたため、
私は子が泣かないか、はらはらして、列に並びながら祈った。
おむつ替え台のある個室は一か所しかなかった。
そこを譲ってくれ、と言いたかったが、グッとこらえて我慢した。
赤ちゃん連れだからといって、誰も順番を譲ってくれる様子はない。
子が、ふえ、ふえ、と言い始めたため、私は「待っててね~」と
足を右に左に揺らしながら彼女をあやした。
ドアがあくと、一目散におむつ台を倒して素早くおむつを替えた。
ハー
と、一仕事終えたかのような充実感であった。
泣かなかった彼女も偉い、偉い。
私は子を抱き寄せて、ほっぺにキスして、夫の待つレストランへ戻った。
「終わった~」
「ご苦労さま。ねえねえ、男子トイレにおむつ台なんてないよね?」
「あ!実は私もあるかな~と思ってちょっと覗いてみたんだけど、
標識はなかったよ」
うちの夫は、おむつ替えも喜んでやってくれる。
彼のようなイクメンが増えているのだから、
男子トイレにもおむつ台があればいいのに。
「やっぱりおむつ替えは女の仕事って思ってるんだよね~」
と、私はいっぱしのことをちょっと言った。
そして、帰りに地下一階でパンを多めに買って、家路に着いた。
今日はとても楽しい一日だった。
子にとっても、大変刺激的な一日だっただろう。