ニューヨークのウッディから電話が来た。
このあいだサンフランシスコから小包を送ったからだ。
「げんきぃー!?」
「はい、元気です。お元気ですか?」と私。
ウッディとは1,2年前ニューヨークのクリスマスで知り合って以来、ずっと今日に到るまで親交が続いている。私がお手紙を送って10日過ぎると、週末の朝に大体彼は電話をくれる。
それだけ聞くと甘い関係だが、彼はおすぎとピーコにウッディアレンを足して割った感じで、私よりもウンと年上であり、こういうの何と呼ぶのだろう?本当にお友達な関係なのである。
「僕ねえ、実はいま北海道にいるのーっ」
「え!?北海道!?」
「ちょうど北海道に行く日にアナタからの郵便受け取ってぇー」
「ちょうど良かったからねえ、頂いたCDを1枚知人に上げたのよー」
「ほんっと、いつもありがとうねー」
・・・しかし、そうは言っても以前ウッディから頂いた300ドル分は
まだ余っているからね。
「あなた、ニューヨーク、いらっしゃいよーっ」
・・・、どうしよう。