北城恪太郎、日本IBM最高顧問の格言

先日、北城氏のインタビュー記事を読んだ。というのも、彼の代理人が、12月の桜子インタビューゲストなので、考え方を学んでおこう、と思ったわけだ。

北城氏はクリスチャンというのは知っていたが、信仰告白(洗礼)は、社会人一年目のクリスマスイブだそうで、同じく受洗した女性が、彼の妻になった、というのは初耳だった。いい話だ。(人´∀`).☆.。.:*・゚

彼が、聖書を人生の土台にしたのは、次の発言で知った。
「一度しかない自分の人生を自分の考えで生きることもできるが、自分は変わることのないものに支えられて歩んでゆくべきと考え、それまで神の存在を感じていたために、就職した年のクリスマスイブに洗礼を受け、同じ日に洗礼を受けた女性を妻として、なりました」

それで、北城氏は社会人としてトップに上り詰めた。いったい、どんな仕事や、どんな考え方を持てば、そうなれるのだろう。
彼の考え方を読むと、人生で大切な3つをあげていた。

①世界を変える(自らの賜物を生かす道を自ら探し出して人類に福祉に貢献する道を考える)
②難しい道、難しい仕事を選ぶ勇気を持つ(それによって自分の可能性を高めることができる)
③前向きに

そんな彼は、ある場所で、こんな問いを若者に投げていた。

「人は何のために生きるか?」

パッと見、青臭いセリフだが、答えは実に難しい。
私のインタビューではゲストには必ず、最後にこの問を投げている。

「人生とは〇〇である」の〇〇を埋めると、何だと思うか?

これを言うと、ハッとした顔をされたり、苦笑いされたり、唸られたりと、反応は様々だ。そして、答えに詰まる人も少なくない。
そんな中で、割とスラスラ答える人に限って仰るのは、ゲーム、だ。
人生はゲームのようなものじゃないですか?、と。

これに対して、北城氏の答えは、記事を読む限り、次の通りだった。

「私は、人生の目的とは、自分に与えられた能力を最大限に生かして、“人の役に立つこと”、そして“社会に貢献すること”だと思っています」

こういう実感を持って働ける人は幸せである。
老若男女問わず、その人がどういう立場であろうとも、そういう仕事が与えられれば実に素晴らしい。